うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

ドラッカーのセミナー

2014年03月28日 | ビジネス
今週はじめ、ピーター・ドラッカーに学ぶセミナーに参加した。オフィスで契約しているコンサル会社と、ドラッカー学会などが共催する、カフェ形式のセミナーである。

ドラッカーは05年に亡くなったが、ちょうどそのころ、書店に並んでいた、The Daily Druckerというのを買ったことがある。1日1テーマの、いわば金言集である。英語の勉強にもなるかな、と思って買ったと思うが、これ、文章は結構難しい。最初カレンダー通りに、1日ずつ読んでいったが、たぶん途中で挫折していると思う。これを書いているのは3月27日だが、この日のページは"Command orPartner"だった。

今回参加資格として、ドラッカーの著作を1冊以上読んだことのある人、とあったのを見て、この本を思い出したのだが、全編読んでいないので、本当は失格だったかもしれない・・。そういえば、「もしドラ」がはやった頃は素通りしていたな。
とはいえ、冒頭行われたドラッカー・テストは6割正解で平均点クリアだったぞ!

もっとも、このセミナーはそんなに堅苦しいものではない。また、ドラッカーの「教義」を頭に詰め込むようなセミナーでもない。皆が興味のある課題を選び出し、それについて数人でテーブルを囲んで話し合う。これを、相手を変えて数回繰り返してまとめていく(ワールドカフェ、と呼んでいた)というセッションが中心だった。

会場は、子供の絵やぬいぐるみ(発言者はそれを手元に置いて話す)の置いてあるような、カジュアルな雰囲気の部屋で、飲み物を飲みながら行われた。参加者は僕と同じ年代の人が多いが、若手の人、中堅の人も結構多く、またコンサル会社の人も一緒に参加して一緒に考えていた。

印象的だったのは参加していた皆さんの頭の切れの良さだ。僕など、質問の意図を酌んで答えるのがへたくそだし、結果を簡潔に表現するのも四苦八苦だが、参加者の皆さんは短時間で見事に話をまとめていく。若い人たちを含め、皆さん立派なものだな、と感心した。

ワールドカフェはドラッカーとは直接関係ないようだが、初対面の皆さんと、胸襟を開いて話し合いすることができたのは、得難い経験だった。





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当日の帰りに見た夕日。いつの間にか日が長くなった。




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