うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

はじまると

2021年07月25日 | 日記・エッセイ・コラム


オリンピックが始まると、テレビのニュースが見づらくなるのは困るな。
NHKの午後7時定時ニュースを見ようと思ってたら、柔道の中継で15分ぐらい遅れて、始まったと思ったらまた中継に戻った(らしい)。いい加減いやになって見るのやめたけど。

国際報道(日本のキャスターが外電を紹介)や海外ニュースも期間中は休止になる。海外ニュースはふだん朝5時から放送しているが、試合の中継録画を放送するらしい。海外ニュースなんて、放送局側はたいして手間かからない気がするのだが(同時通訳とニュースの取捨選択は必要か)、なんでやらんのかねえ。。

一方でネコ歩きとかクラシック倶楽部とかはふつうにやるのね。
あと、「トクサツガガガ」やるんですね。。

昔の同僚がボランティアをやっていて、アーチェリーの的を取り替えるのだそうです。テレビで映るかも、といってたけど、アーチェリーって実況ないような気がする。やり投げとかと違って、テレビだと間が持たないかも。
(余談ですがアーチェリー、おおむかしちらっとやったことありますが、試合に出るほど上達できなかった・)。*


 自分が新聞各紙を閲覧できる範囲は限られているのですが、毎日はけっこう五輪に辛口で、かつこだわっている印象があります。東京、朝日はそうでもない。読売、産経の朝刊一面はほぼ柔道金メダルの記事。日経は冷めてるというか、メダルの記事も出ているが、トップは越境リモート労働の話。

 海外の報道は更に限られたものしか見てませんが、五輪記事はそれなりに大きな扱いをしている。あとは気象の話が多いですね。。欧州はとくに洪水が。中国も。ただ、とりあえずどこかでミサイルのボタン押したとか、部隊が集結していると言う話はなさそうです。ならとりあえず、よし。

 日本の市民の間で五輪開催反対の声があるとか、無観客開催への反応とかは海外にも伝わっているようです。東京新聞は、次の開催を控える中国、フランスなどは肯定的あるいは同情的、アメリカは冷めた反応などと伝えています。。

 などと、ここでニュース解説をしても仕方ないですね。。

菅首相がNBCインタビューに、五輪開催は世界への義務、しかし世論の分断は最大の心配だった、と答えた(読売)そうですが、この世論の分断には正直驚いています。

1940年東京大会は日中戦争の膠着などから「開催に否定的な空気が国内で広まった。それまで五輪開催を盛り上げる一翼を担ってきた読売新聞や東京朝日新聞などでは、五輪関係の記事がこの年の半ばから打って変わって縮小している(wikipedia)」そうですが、当時の世論や返上までの経緯など、もう少し勉強してみたいと思い、さっきKindleをぽち、しました。ちょっと読むべき本が溜まってきてるな。。
大河ドラマ「いだてん」ではたしか、軍部がかなり圧力かけてきたという話でまとめてましたよね。。

東京に代わって開催都市になったヘルシンキでの大会も、第二次世界大戦の勃発とともに中止されています。もとより、直前のベルリン大会もひじょうに政治色が強いものだったようですし、そのベルリンでの大会も1916年の開催が予定されながら、第一次世界大戦中により中止になった、という経緯を経ています。近代オリンピックの歴史全体も、機会があれば勉強してみたいところです。

*追記:月曜午後、BSでアーチェリー男子団体、やってますね。ただ、レコーダーの番組表に出てこない。



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