双日総合研究所の吉崎達彦氏の言葉を借りると、トランプ氏の発言は「プロレスの雄叫び」なのだという。派手なパフォーマンスで人目を引き付けるが、額面通り受け取ってはだめで、最後には妥当な線に落ち着くものだ、と。
その流れに沿って考えると、氏の発言を真に受けてしまった観客たちが、リングに駆け上って悪役レスラーをつるしあげようとした、ということか。
プロレスというのはほんとうに言い得て妙だ。基本的にこの人はショーマンで、人を驚かせるのが大好きだ。北朝鮮との交渉も、まずどやしつけて世間を身構えさせてから、次に握手して見せてまたびっくりさせる。しかし、そこから先は別に考えてなかったし、地味な交渉にはあまり熱が入らない。人目を引きにくいからだ。
ただし、だから悪いと言っているわけではない。リーダーには華も必要だし、それで物事が動くこともある。プラスに動くこともあれば、今回のようなことも起こりうる。そこはしっかり抑えていかないといけないのだが、できなかった(軽く書いてますが、後世誰かがこの辺を上手く分析した本を出版してくれるのを待っています。そう、あと10年か20年ぐらいしたら。老後の楽しみに、、できればいいな。もう思い出したくもない・みたいなことにはならないでね😌 )。
それにしてもわからないのは世界中にいる?支持者たちだ。アメリカ国民ならわかるが、なんで日本人が・。人間て、社会って、そういう奥深さを抱えているものなんでしょうね。歴史が動く原動力みたいな・。