このイベントも毎年恒例だ。以前は光都東京といったり、もっと前は仲通りでミレナリオなども開催されていたが、名前はともかく毎年続いている。
一度イベントが中止になるほど混雑したこともあり、最近はスタッフによる観客誘導や順路の設定などがかなりきめ細やかに、悪く言えばやかましくなった。
今日は月曜日で、まだ仕事納めというところも少ないだろうから、それほど観光客は多くなかった。昨日、おとといはかなり混んだことだろう。
そういえば、あちこちに飾られていたツリーや、クリスマス系の飾りはもう跡形もなかった。
後で出てくるが、もう正月モードだ。
この、日が過ぎたら一斉に取り換え、という感覚はいかにも日本らしいと、昨年友人がSNSでつぶやいていたのを思い出す。他国では気の抜けたような飾りがだらしなく残っていることもあるらしい。
かくいう僕は、今頃になって脳内にクリスマス・ソングが鳴り響いているのにうんざりしている。
なぜかまだ頭をよぎり続けているのだ。
ところで、これらの飾りは「光都」の時代に比べるとだいぶ簡略化されているな、というのが個人的な感想。
色が変わるという工夫は、おそらく技術の進歩がもたらした近年の趣向だが、以前はパンジーの花で柱を作り、それにイルミネーションを与えたり、水をあしらったりしたイルミネーションもあったな。今よりも、近くでじっくり観察するような趣向のものが多かった。
これも観客流動を考慮した結果かもしれない。あまり一か所でじっくりと眺められては困るのだ。
しかし、それはイベント全体の質に影響しはしないか。
それでもまだ、昨年は東京駅のカラーライトアップみたいのがあって、それを売りにすることができたのだけど。
今年は普通のライトアップだ。
あいにくと、「君の名は」コラボ云々というのは、よくわからなかった。
自分自身、以前はわざわざミッドタウンとか汐留までライトアップを見に行ったりしたけど、最近はさすがにちょっと食傷気味ではあるな。
色々と現実問題で抱えていたりするもので。
とはいえ、だからこそこういうのを楽しまなきゃ、というのもあるよね。
行幸通りのライトアップは24日から28日(水)まで。僕は明日、あさってとも夜は用があるので28日はキャンセルになったようだが)、見るチャンスは今日しかなかった。
まあ、一度軽く通ればいいや、という感じではある。
仲通りまで来たら、アンケートにご協力を、と声をかけられた。いろいろ大変だねえ。
そう、昨日までそりやサンタの模様だったのが、もう門松ですよ。
というわけで、通りを抜けて現実の世界へ。