うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

ダウントン・アビー2 メモ

2015年03月10日 | テレビ番組

変な天気でした。

朝は比較的暖かく、陽も差していた気がしたけど、昼過ぎに出かけると曇り空に。

4時過ぎにオフィスに戻ろうとしたら、急に降り始めた。風がつよくて、傘がおちょこになってしまう。

ふと見ると、何となく雨粒が大きくて、みぞれみたいだ。まさか・・。

と思ったら、夜のニュースで関東も雪という報道。夜はびっくりするほどさむくなっているし。

前置きが長くなったが、主題はダウントン・アビー シーズン2の話。 3月1日の放送終了後に書こうと思って、書きそびれていた。

ネタバレにお気をつけください。それと、見てないとわからないことを書くので・・。

写真は本文とは関係ないです。

 

今回は登場人物別に:

ロバート・クローリー

 長男が保守的で繊細なのは古今東西共通らしい。彼に好感を持たない人はいないだろうし、信頼の置ける人物だが、光るような才能には欠ける。ジェーンとの不倫にも踏み切れない。が、当主としてのリーダーシップに不足はなく、アメリカ人の妻コーラともうまく関係を保てている。

ロバートについて僕が好きなのは、彼がつい感情的になってもすぐに反省して相手に詫びるところだ。ついかっとなっても、すぐに「済まない、大人げなかった・・」と前言を撤回する。感情をはっきり出してしまうことも、むしろ率直な人柄として好ましく思えてくる。

コーラ・クローリー

 イザベルとの「縄張り争い」が印象的。イザベルとはちがう仕切り方ですね。いざとなればバイオレットにも負けません。良くも悪くもお人好しで、ロバートとお似合いの夫婦らしいです。

バイオレット・クローリー

 この方もそうですが、2では登場人物の描写が前シーズンよりずっと彫りが深くなっています。孫たちや、果ては厨房メイドのデイジーの人生相談にも乗って、陰で伯爵家を支えている。

 好きな台詞:「週末って何?」

コーラ、イザベルとのやりとりもとても楽しいです。

イザベル・クローリー

 息子からも仕切り屋と言われていますが、この人の場合すこし厚顔で無神経なところがあります。微妙な階級差を表しているのでしょうか。

 図々しい人らしく、相手からも強烈なことを言われてしまう。言われてからはっとする表情がなんとも。

メアリー・クローリー

 長女の性格も古今東西おなじなのでしょうか? 

イーディス・クローリー

 相変わらず自分の居場所を見つけられない。車を運転してみたり、ドレイクさんや(自称)パトリックに熱を上げては傷ついたり。療養施設で生き生きと活躍する姿を見ると、ちょっとほっとします。前シーズンではただの「やな女」扱いでしたが、やはりいい子です。

シビル・クローリー

 自由です。たぶん、姉妹の仲では一番恵まれているのでしょう。

マシュー・クローリー

 いい男です。男が見てもかっこいい。酷い怪我をしていたのに、治ったらなんの後遺症もなさそうなのが・・

リチャード・カーライル

 こういう押しの強い男、きらいではありません。

カーソン

 古き良き時代をこよなく愛する。彼は僕を含む視聴者を代表しているのかも知れない。メアリーの子供時代の思い出を語るシーンが泣かせます。

ヒューズ

 良い人ですが、できすぎという感じもしますね。前シーズンの、お祭りのときのエピソードは好きです。カーソンさんとの対話シーンもすごく好きです。

パットモア

 この人も前シーズンでは鬼婆みたいだったのが、印象一変。一見がさがさしているようで、非常に知性的で有能な料理長。デイジーの扱い方もいいかんじ。

オブライエン

 前作でもちょっと心のひだを見せていたが、今シーズンはさらに微妙な心理の揺れを見せ、単に意地悪女にとどまっていない。

トーマス

 かなり漫画チックというか・・。すぐ威張ったり、窮地に陥ってあたふたしたり。ちょっと現実感の薄い人だ。

ベイツ

 従者として活躍している姿がほとんど見られない気がする。顔の傷が気になる。

アンナ

 いい女。でも、現実にこの人に会ったら、結構緊張すると思う。とても頭が良さそうだし、あの目で見つめられると・・。

ジェーン

 別の意味でいい女。ロバートがくらっとくるのはわかる気がする・・。守ってあげたくなる女、でしょうね。

ブランソン

 トーマスも泥棒だが、ブランソンも将軍に汚物をかけようとしたのに、処分はされず罪はうやむやにされている。カーソンさんが事を荒立てるのを避けたためだ。ブランソン自身はそれを罪だと思っておらず、その後も結婚するまで仕事をしている。

 ちょっと驚きだ。西欧人は信賞必罰に厳しいと思っていたのだが、家の秩序を重んじたのだ。江戸時代の日本を思い起こすが、人間社会どこも同じなのかも知れない。

デイジー 

 両親の愛情を知らずに育ったらしく、人から愛されることに慣れていない。それ故におかしな行動を見せるが、親代わりのパットモアさんがそれを暖かく見守っている姿が泣かせる。

自動車

 最初はクローリー家の古典的な紺色の車だけだったが、次々と美しい車が登場するようになった。バスが面白い。 生憎車種がわからないものがおおい・・。

 

 

 

 

 

 

コメント
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