うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

カメラのこれから

2011年08月20日 | カメラ、写真

 金曜日の出がけに読んだ新聞(日経)で、コンパクトデジカメからミラーレス機への移行が思ったよりも進まなくなっているという記事を読んだ。コンパクト機は2万円以下が主流、ミラーレス機は一眼レフより安いとは言え5万円台と高く、購入するのは熱心なカメラファンや、結婚式、出産、旅行などのきっかけで関心を持った人に限られる、という様な記事だったと思う(手元に新聞がないので、うろ覚えだが)。携帯電話のカメラ機能も良くなったので、それで済ませる人が多いともあった。

 これを読んで、オーディオセットのことを思い出した。
あまり関心がなかったので昔のことは詳しくないのだが、昔(30年以上前)は今より遙かにオーディオの市場が大きくて、大手メーカーもかなり力を入れていた。競争が激しくなり、メーカーは入門用のセットから大型高性能のコンポにステップアップすることを誘導する様なマーケティングを展開した。しかし、人々はそれほど高音質で高価なコンポには関心を示さず、やがて市場は縮小、大手メーカーも本格的なコンポからは撤退してしまった。

 ブームが終わりかけると薄利多売になり、単価を上げるために高級路線に流れる、というのはいろいろなジャンルで見られるようだ。
 オーディオは最近、一段とマーケットが縮小しているらしい。僕もそうだけど、携帯音楽プレーヤーとか、携帯電話で音楽を聴く方が多くなってきている。皮肉なことにカメラも、携帯に取って代わられようとしている。

 
コメント
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