昼休みに高尾山霞台まで散策 2021.12.13

日本列島は冬型の気圧配置に変わり、久しぶりに北日本上空に寒気が入ってきました。関東地方は北風が強まったものの寒気の影響もなく、八王子では最低気温2.2℃、最高気温13.2℃と暖かい一日となりました。昨日の法事は無事に終了して昨夜茨城県に戻る予定でした。しかし先週末から歯の調子が悪くて食事に支障を来たす状況（土曜日午前の処置でさらに悪化？）。緊急で歯医者に再診してもらうつもりで、急遽自宅での在宅勤務に切り替えました。ところが歯医者は本日臨時休診（涙）。もう一日在宅勤務を延期して明日予約とって緊急処置をお願いする予定です（最悪抜歯？）

さて今日は予定外の自宅在宅勤務。昼に予定が入っていないため、長めの休憩時間を取得して高尾山の霞台までトクトクブックのスタンプを押しに行ってきました。今月の週末はとても忙しくて、いつ高尾山へ行く時間を確保できるか読めないためです。思いきって行って正解でした。季節はずれの紅葉、房総半島、牛久大仏、冠雪の雲取山遠望、弾けたキジョランの実など多くの収穫がありました。

 

登りは妙音橋から霞台へ上る最短ルート。南斜面には常緑広葉樹が多く12月とは思えません。

 

ところどころモミジやメグスリノキが見えます。12月中旬にもなるのに紅葉が続いています。今年は暖かいのですね。

 

２号路も紅葉が見頃です

 

２号路では比較的近いところでキジョランの実が弾けていました。今日弾けた実を見かけたのはここ１カ所のみです。

 

浄心門手前から霞台へ向かう途中の切り株。毎回楽しみにしています。まだクリスマスへ向けた準備中でした。

 

十一丁目茶屋横の展望台に到着。横浜方面の眺望が広がります。

 

南南東には江ノ島と相模湾、三浦半島の南端、さらに房総半島南端の山並みが鮮明に見えています。相模湾を航行する大型船も光っています。さらに西の陣馬山まで行くと、江ノ島、三浦半島南端、房総半島南端が一直線に並んで見えます。本ブログでも何回か紹介したことがあります。

 

房総南端の洲崎から館山にかけての山々をズーム。娘が住む館山市は写真のさらに左側となります。

 

南東には横浜の街並み。ひときわ高いのがランドマークタワーです。東京湾の先に見える工業地帯は君津あたりでしょうか。

 

東南東には東京湾アクアライン。肉眼でもはっきりと認識できます。

ケーブル山頂駅でトクトクブックの12月号にスタンプを押します。今月の絵柄はダイヤモンド富士でした。

 

休憩時間中のためのんびりしていられないのが残念。11月まで続いたビアガーデンが終わり、ようやく霞台の展望塔に登ることができるので、ちょっと寄り道します。北関東の山並みを期待したのですが、冬型の気圧配置のため雪雲の中でした。手前には圏央道の八王子JCTを見下ろします。

 

北西方面の眺望。北高尾山稜の先には奥多摩の山々。

 

鷹ノ巣山から雲取山、三ツ山、飛龍山、前飛龍をズーム

 

雲取山頂付近は冠雪しています

 

続いて北東側の眺望。昼過ぎにもかかわらず、筑波山と加波山が鮮明に見えています

 

新宿のビル群の先には東京スカイツリー

 

東京タワーの周辺に高層ビルが乱立しています。建設中のビルも見えています。虎ノ門あたりでしょうか。相当高くなりそうです。

 

さて、冬場になって空気も澄んでいるため、牛久大仏探しにチャレンジです。もちろん肉眼では見えないためコンデジでズームしながら探ったところ、90km先の大仏が見えました！

 

デジタルズーム写真をさらにトリミングするこんな感じです。1000mm近い超望遠ズームでないと、さすがに厳しいですね（笑）

 

展望塔で牛久大仏探しを始めたために、残り時間が少なくなってきました。帰りは１号路を駆け足で下り、金毘羅台に立ち寄ります。

 

金比羅台付近のメグスリノキの紅葉。そろそろ終わりです。

 

この周辺でキジョランの実探しを予定していましたが時間がありません。そのまま１号路を駆け下ります。

 

高尾山口駅で特急に飛び乗りましたが、狭間駅は通過します。春のダイヤ改正が待たれます。高尾駅で下車すると、ちょうど下り線に高尾山トレインがやってきました。最後尾まで走ってパチリ。まだ高尾号のＨＭ（秋バージョン）を掲出していました。そろそろ冬バージョンを期待しますね。