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昨夜の皆既日食と天王星食の余韻が残る中、今朝は出社途中に大洗海岸へ日の出を見に出かけました。本州付近は移動性高気圧に覆われ、連日太平洋上に居座り日の出を遮っていた雲も東海上に遠のき、ダルマ朝日が見えるのではないかと期待。最低気温は笠間で最低気温2.5℃、水戸で4.7℃と冷え込みは十分です。もしかしたら毛嵐も見られるかもしれません。昨夜はあまり熟睡できず早朝4時に起床。朝食をとりアパートを5時前に出発します。
日の出30分前のマジックアワータイム。日の出前のこの景色が見られるだけで十分満足です。
次第に明るさを増していきます。少し波が高いですが毛嵐は発生していません。まだ気温が高いのでしょう。太平洋上は予想外に霞んでいて薄雲が広がっています。気象衛星画像(赤外写真)に映っていた白い粒々の雲で、朝日を遮ってしまう懸念もあります。若干不安になりました。
満潮を過ぎて引き潮に入っているため、海岸に降りてみることにしました。日没までもう少しです。
周囲は赤く焼けることなく、漁船の上からいきなり太陽が姿を現しました。慌てて左に移動します。海岸で撮影しているカメラマンは他に1名しかいないため、他人に気遣うことなく移動できます。
鳥居の中から昇る朝日
さて、ダルマになるでしょうか。上空は比較的冷たい空気に覆われているため水温との温度差は十分あります。
ダルマ形状になってきました
ゆっくりと昇っていきます
きれいなダルマ朝日が出現
最大ズームです。ちょっと焦点があっていないかな。あるいは霞の影響でぼやけて見えるのかもしれません。
下側がくびれてオメガ(Ω)形状になってきました
太陽が二つにちぎれて離れていきます
蜃気楼現象終了後は、鳥居の中をゆっくり太陽が昇っていきます。
このアングルの太陽は海岸に降りないと見ることができないのです。
太陽高度が低いため、まだ赤い太陽が輝いています
堤防の上に戻り、鳥居の上に登ってきた太陽をパチリ。神々しい日の出でした。
大洗海岸では期待した毛嵐は確認できませんでした。大洗から海門橋を渡りひたちなかへ向かう途中、那珂川の河口付近では毛嵐が発生していました。
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