富山からカタクリ山公園へ向かう途中、国道294号沿いに観音寺があります。ここの枝垂れ桜は国道からも見えるため、満開の時期にはいつも立ち寄ってしまうのです。今回はまだ早いかなと思っていたところ、既に満開を迎えていたので、思わずブレーキをかけて境内の駐車場に入ってしまいました。境内の駐車は4~5台のスペース。先客は1台だったので混乱無く停めることができました。
雲が抜けるまで少し待ち、太陽が出るタイミングで隣接する畑から見上げます。右側が観音寺桜、左側は本堂前の枝垂れ桜。その間にもう一本あって三本の枝垂れ桜が咲き競います。
観音寺は1534年に開基、開山を記念して地元の檀家が植えたものと伝えられています。地元では「観音寺桜」と呼ばれ、大切に保存されています。
これが観音寺桜。推定樹齢200年の名木です。昨年も紹介しましたが、地上3~5mのところで太い枝が4本出て、さらに細い小枝が四方八方に広がり、均整のとれた美しい県内のシダレザクラとしては1級の巨木です。
観音寺桜の先の道路沿いに、もう1本枝垂れ桜があります。
本堂前の枝垂れ桜はも立派です。樹齢は若そうです。
国道294号から見上げます。道路の枝が垂れ下がっているため、とても目立ちます。休日には桜目当ての車が路上駐車して大混雑になるのではないでしょうか。晴れたり曇ったりの天気でしたが空いている平日に満開の姿を見ることができてラッキーでした。
続いて最後の目的地であるカタクリ山公園へ向かいます。