goo blog サービス終了のお知らせ 

ウリパパの日記

自由気ままに・・・

永福稲荷神社のしょうが祭 2013.9.7

2013-09-07 17:16:08 | Weblog
午前中は低い雲が垂れ込め、霧雨も降り21~22℃で推移ししました。午後になって南東方面から青空が広がり、蒸し暑くなってきました。八王子の最高気温は26.8℃と平年より少し低めになっています。今日は八王子新町にある永福稲荷神社で「しょうが祭」として知られている例大祭が行われるので、様子を見に出かけてきました。このお祭りは八王子八十八景の一つに選ばれ、八王子市HPでもその様子が紹介されています。


八王子に住んで40年以上経ちますが、永福稲荷神社を訪れるのは2回目です。古くからこの一帯は竹の鼻と呼ばれていたことから、竹の鼻稲荷神社とも呼ばれていたそうです。宝暦6年(1756年)8月2日、力士・八光山権五郎が再建し落成と同日に相撲を奉納したといわれています。江戸時代、甲州街道八王子宿の入口に位置しているため、江戸からの往来客による信仰が厚く、寄進された鳥居、天水桶などが境内に保存されているそうです。永福稲荷神社の例大祭は「しょうが祭」と呼ばれ、毎年9月第1土曜日に執り行われます。


手水舎では、地元の子供たちが手を清めていました。


縁起物として、力士・八光山権五郎にちなんだ軍配(勝)御守札が500円で販売されています。


(勝)稲荷として信仰を集め、祈願すれば商売繁盛、心願成就。最近は交通安全の守護神としても崇敬されているそうです。相撲ではありませんが、娘のクラブ(吹奏楽)の都大会での勝利を祈念して?、一枚購入しました。あとは会社の商売繁盛ですかね。軍配には、竹の鼻ではなく竹の花が描かれています。


八光山権五郎の実物大の銅像です。江戸時代中期に活躍した八王子出身の力士で身長六尺三寸(191cm)、体重不詳、嶋谷という絹問屋の後継ぎで商売しながら相撲をとっていたそうです。当時は相撲協会といった組織は無く、相撲が開かれる場所へ自前で出かけていき日本各地の力自慢腕自慢が日本を東西に分けて地元出身地を背負って対戦しました。その時の番付には八光山の出身地は「江戸」と載っているそうです。八光山は相撲が開かれる場所へ旅立つ前には、必ず稲荷神社へ参拝し旅の安全と必勝を祈願し、帰郷した折りにも境内で勧進相撲を奉納したそうです。八光山が62歳で没した後、毎年8月2日には近郷の力自慢によって相撲が奉納されるようになったそうです(案内版より抜粋)。


例祭では縁起物として「しょうが」が販売されています。しょうがは邪気を払う薬味として知られていて、神社に奉納したことが祭りの由来とされています。


こちらのお店では、土が付いたままのしょうがが売られています。厄除けに買おうかとも思ったのですが、一株500円。とても食べ切れる量ではないので、見るだけにしておきました。


例大祭のポスターを記念に撮影しました。落語家が来るみたいですね。開演は午後7時ですが、午後5時から奉納のイベントが始まっているようです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする