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ウリパパの日記

自由気ままに・・・

西伊豆旅行(4)釣り編

2009-08-13 18:32:09 | 釣り
今回の西伊豆旅行は、海釣りを楽しみたいという息子のリクエストに応えて企画しました。今年は会社の夏休みがお盆の時期と重なったため、一昨年の与論島や昨年の答志島のような遠出は控え、近場で過ごすことに決定。早速、自宅から比較的近い西伊豆の戸田や土肥あたりで宿を探しました。但し、釣り場まで歩いて行けること、釣った魚を調理してくれること、できれば貸し竿があるところ、温泉付き(娘の希望)など、リクエストが多く、条件にあった宿を探すのに一苦労しました。

初日は美浜レステルという戸田港の中心部にあるホテルを予約。無料の貸し竿付きで、釣った大きな魚は調理してくれます。説明によると、戸田港は湾奥にもかかわらず潮通しがよく、釣れる魚種が多いのでお勧めの釣り場のようです。早速、夕方から2時間ほど、貸し竿を利用して家族4人でウキ釣りを楽しみました。但し、繋留船のロープに注意する必要があります。




ネンブツダイ、メジナっ子、子鯛が面白いように釣れますが、どれもサイズが小さく、針がうまく外れた魚はすぐにリリース。息子が20cm近いメジナを釣り上げ、これは夕食に活造りとして料理してもらいました。思ったより淡白で、とても美味しいお刺身でした。料理にできない小魚は、宿に帰る前にカモメの餌にしました。


夕食後は、漁船に乗って「トビウオすくい」体験へ。ホテルのロビーに掲示されているポスターを見て割引券をもらい、19:20に中央桟橋から太陽丸で出航。途中2箇所でお客さんを乗せ、総勢20名程度で戸田港から駿河湾へと向かいます。駿河湾越しに清水から静岡方面の夜景がとても綺麗ですが、遠くを眺めている余裕など全くありません。ライトの明かりに寄ってくる青白く光る魚、トビウオをタイミング良く大きな網(タモ)ですくうのです。群れが近づくと漁船は動きを止めてくれますが、魚の動きが非常に速くタイミング良く網を入れても、簡単には捕まるものではありません。網が重く水中では抵抗力もあって思うように操れないためです。あれこれ20分ほど格闘し、捕まえたトビウオは船全体で5~6匹程度。偶然にも、パパが30cm近い大きなトビウオを1匹ゲットしました。


翌日は、朝食前に1時間ほどウキ釣りを楽しみ、15cm近いアジを1匹ゲット(残りはりリース)。昨夜のトビウオと合わせて、朝食に塩焼きにして食べました。朝からとても贅沢な気分~


さて、2日目は土肥漁港の目の前にある温泉民宿「野田宗」にお世話になりました。貸し竿はありませんが、宿で餌(オキアミ)を戴きました。土肥漁港の岸壁まで歩いて2分。堤防の先端近くまで行き、持参した釣具を使って、投げサビキやウキ釣りに挑戦してみました。約1.5時間の釣果は、イワシ2匹、サバ1匹、20cm近いブダイ1匹、その他小鯛やメジナっ子、ネンブツダイ多数。戸田港に比べると、ここは港の入り口に近いせいか魚の種類が豊富です。周囲でも40cm近いアイゴを釣り上げた人もいました。




夕食は釣ったばかりのイワシの刺身、ブダイとサバの煮付けに大満足。ブダイは美味しいお魚だよ!と宿のおばさんに名前を教えてもらいましたが、身がとても柔らかく、少し甘みもあって上品なお魚でした。東京の魚屋さんでは売っていませんよね・・・


そして最終日。雷雨と地震の影響で、早朝の土肥漁港での釣りは断念。天気が回復した午前中は戸田漁港へ戻り2時間ほど最後の釣りを楽しみました。急に夏の陽射しが照りつけた影響か朝夕に比べて釣果はボチボチですが、20cm近いカマスを投げサビキで一匹ゲット。その他、ベラが一匹、小鯛やメジナっ子、そしてネンブツダイが多数。連日の釣りに飽きてしまった娘は竿を使わずに糸を手繰りで小魚と次々と釣り上げていました。黄色に黒縞が綺麗なカゴカキダイも釣れましたが、食べられそうにないので即リリース。

釣りに明け暮れた3日間の旅行でした。西伊豆の海はネンブツダイに邪魔されるので注意が必要ですね。最終日に釣ったネンブツダイは全て持ち帰り、煮付けにしてみました。小さいので下ごしらえが大変ですが、味はまずまず。天ぷらや唐揚げが美味しいようです。

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西伊豆旅行(3)

2009-08-13 00:38:07 | 旅行
西伊豆旅行最終日は、台風9号の影響をうけて未明から豪雨に見舞われました。朝5時に起床したものの雷鳴が轟き渡り、早朝の釣りは断念。あと2時間寝ようと思った矢先に、物凄い地震に見舞われました。縦揺れに続き、激しい横揺れ。震源が近い。目の前は駿河湾だ。津波が心配!テレビでは静岡県で震度6との速報。津波はすぐに襲ってくるので高台へ避難しなければと慌てて着替えていたところ、宿の方が”ここは津波が心配ですが、防災情報が入るので自分の判断で外には出ないで欲しい”と連絡しにきてくれました。津波注意報が発令された段階で、目の前の漁港の堤防(漁港入り口)が閉ざされましたが、幸い津波はほとんど観測されず、結局非難は不要とのことで一安心。それから朝食までの間はテレビに釘付けでした。時々東海地震に関する情報が防災無線で流され、緊迫した雰囲気を経験しました。

7時を過ぎて雨が小止みになったので息子が釣りに行きたいと騒ぎ始めましたが、津波の怖さを説明して納得させました。間もなく津波注意報も解除され、漁港の堤防も開き、何事もなかったかのように普段通りの生活が戻ってきました。帰宅後に気象庁のHPで震度を調べたところ土肥は震度4とのことでしたが、今まで経験したことの無い揺れにはビックリでした。

朝食後には天気も回復。土肥の町は何度か訪れたことがあるためパスし、再び戸田へ戻ることに。目的は釣りと初日に見つけたお土産です。途中、高台から土肥の町を見下ろしたのが冒頭の写真です。昨日釣りをした堤防がはっきりと分かります。


西を望むと、青空が見え始め、駿河湾の向こうには南アルプス連峰が見渡せます。土肥から戸田にかけては高台を走るため、駿河湾方面の景色が素晴らしく、駿河湾のあの近辺が地震の震央(震源地)だよと子供達に教えながらのドライブでした。


戸田港は波が静かですが、陽射しが強烈になってきたせいか、朝夕に比べると釣果はいま一つ。でもカマスやベラ、子鯛などが釣れ、煮付け用にクーラーボックスに入れて持ち帰りました。こんなに天気が回復するとは予想していなかったため、見事に日焼けしてしまいました・・・


戸田からの帰りは、修善寺から伊豆スカイライン、箱根を経由して帰路へ。しかし伊豆スカイラインはずーっと霧の中。視界10m以下のところもあり、運転は神経を使いますが子供達は初体験にお喜びです。さすがに霧の連続で退屈したので、箱根では芦ノ湖や関所跡を見学してから帰宅しました。

さて、次回は旅行の大きな目的である釣りについて紹介します。
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