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ウリパパの日記

自由気ままに・・・

西伊豆旅行(3)

2009-08-13 00:38:07 | 旅行
西伊豆旅行最終日は、台風9号の影響をうけて未明から豪雨に見舞われました。朝5時に起床したものの雷鳴が轟き渡り、早朝の釣りは断念。あと2時間寝ようと思った矢先に、物凄い地震に見舞われました。縦揺れに続き、激しい横揺れ。震源が近い。目の前は駿河湾だ。津波が心配!テレビでは静岡県で震度6との速報。津波はすぐに襲ってくるので高台へ避難しなければと慌てて着替えていたところ、宿の方が”ここは津波が心配ですが、防災情報が入るので自分の判断で外には出ないで欲しい”と連絡しにきてくれました。津波注意報が発令された段階で、目の前の漁港の堤防(漁港入り口)が閉ざされましたが、幸い津波はほとんど観測されず、結局非難は不要とのことで一安心。それから朝食までの間はテレビに釘付けでした。時々東海地震に関する情報が防災無線で流され、緊迫した雰囲気を経験しました。

7時を過ぎて雨が小止みになったので息子が釣りに行きたいと騒ぎ始めましたが、津波の怖さを説明して納得させました。間もなく津波注意報も解除され、漁港の堤防も開き、何事もなかったかのように普段通りの生活が戻ってきました。帰宅後に気象庁のHPで震度を調べたところ土肥は震度4とのことでしたが、今まで経験したことの無い揺れにはビックリでした。

朝食後には天気も回復。土肥の町は何度か訪れたことがあるためパスし、再び戸田へ戻ることに。目的は釣りと初日に見つけたお土産です。途中、高台から土肥の町を見下ろしたのが冒頭の写真です。昨日釣りをした堤防がはっきりと分かります。


西を望むと、青空が見え始め、駿河湾の向こうには南アルプス連峰が見渡せます。土肥から戸田にかけては高台を走るため、駿河湾方面の景色が素晴らしく、駿河湾のあの近辺が地震の震央(震源地)だよと子供達に教えながらのドライブでした。


戸田港は波が静かですが、陽射しが強烈になってきたせいか、朝夕に比べると釣果はいま一つ。でもカマスやベラ、子鯛などが釣れ、煮付け用にクーラーボックスに入れて持ち帰りました。こんなに天気が回復するとは予想していなかったため、見事に日焼けしてしまいました・・・


戸田からの帰りは、修善寺から伊豆スカイライン、箱根を経由して帰路へ。しかし伊豆スカイラインはずーっと霧の中。視界10m以下のところもあり、運転は神経を使いますが子供達は初体験にお喜びです。さすがに霧の連続で退屈したので、箱根では芦ノ湖や関所跡を見学してから帰宅しました。

さて、次回は旅行の大きな目的である釣りについて紹介します。
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西伊豆旅行(2)

2009-08-12 20:13:09 | 旅行
西伊豆旅行2日目。早朝小雨降る中、旅館の前で1時間ほど釣りを楽しみました。そして釣ったばかりのアジや昨夜ゲットしたトビウオの塩焼きが朝食に追加され大満足です。

午前中は伊豆半島を松崎まで南下しました。松崎は商家の屋敷や土蔵が残るロマン溢れる町です。下田と似た印象ですが、松崎のほうが落ち着いてノスタルジックな雰囲気が漂ってきます。


なまこ壁通りです。なまこ壁は、土蔵の壁面に四角い瓦を並べて貼りつけ、「めじ」と呼ばれるその継ぎ目に漆喰をかまぼこ状に盛り上げて塗ったものです。耐火性には強い土蔵造りですが、吸湿性が高いためもともと潮風には弱いそうです。この欠点を補うのがなまこ壁で、ひし形状のつなぎ目に漆喰を盛り上げることによって水はけが良くなり、湿気が防げるとの説明です。


那賀川にかかる「ときわ橋」。欄干がなまこ壁になっているだけでなく、松崎のサクラの絵が描かれています。お土産屋のおばさんに聞いたのですが、松崎町は和菓子の桜餅を包むのに用いるサクラの葉で有名で、全国の90%近くをこの町で生産しているとのこと。そのため、サクラの葉にちなんだ和菓子がお土産に並んでいます。日持ちはしませんが、桜葉もちがお薦めです。


ときわ橋の先には、メルヘンチックな時計塔が・・・伝統的な風情ある町には似つかない印象ですが、時計版には「13時」の表示があったり、頂にある鳥を型どったモチーフがあり、遊び心に溢れています。夜間はライトアップされるそうです。


時計台のそばに、明治時代に商家として栄えた中瀬邸が一般公開されています。明治20年に呉服商家として建てられた中瀬邸は、わずか数代で財を成して大地主となり、昭和63年に母屋やなまこ壁の土蔵などからなる邸を町が買い取り現在に至っているそうです(パンフレットより抜粋)。母屋では呉服屋の様子が再現されていて、当時の様子をうかがい知ることができます。

中瀬邸を見学後、近くの特撰品館「なまこ壁」でお土産探し。ここで桜葉もちや桜葉もちもなかを購入しました。その後ときわ橋を戻り、伊豆文邸へ向かいました。


伊豆文邸は、明治末期に建てられ昭和初期まで呉服店を営んでいた旧商家です。建物の外壁にはなまこ壁や漆喰細工が施されています。現在は無料の休憩所として開放され、裏手の小さな公園には足湯が設置されています。平日ということもあってか訪れる人も少なく、家族4人で足湯につかって、くつろいできました。

松崎町を今回初めて訪れましたが、数々の文化財が大切に保護され、街並みに自然と溶け込んでいる印象でした。


さて松崎町を見学後は再び伊豆半島を北上。堂ヶ島で昼食としました。台風の影響で波が高く、残念ながら洞窟めぐり遊覧船は欠航。天窓洞は遊歩道からの見学です。


午後は、黄金崎クリスタルパークを訪れました。ここの美術館には大きな珪石が展示されています。説明によると西伊豆町(旧賀茂村)宇久須はガラスの原料「珪石」の産地として数十年にわたり日本のガラス文化を支えてきたそうです。
子供達はサンドブラストを体験。サンドブラストは砂をガラスの表面に吹き付けて、くもりガラスにしたり、深く彫り込むことも出来るガラス加工の技法です。グラスにシールを貼ったりや絵の具で絵を描いた後に、周囲に砂を吹き付けると描いたところが透明に仕上がる仕組みです。

体験途中から、息子は早く釣りにいきたいと大騒ぎ。美術館を早足で見学後、2日目の宿泊地である土肥へ向かいました。土肥の町は、今まで旅行で何回か訪れたことはありますが宿泊は初めてです。今夜は港が目の前の温泉民宿「野田宗」にお世話になります。宿に着いたら早速、堤防へ直行。餌のオキアミは宿で頂きました。

夕食は釣ったばかりの鰯の刺身やブダイ、サバの煮付けが追加されて大満足。お風呂も源泉かけながしで気持ち良い。清潔感溢れる宿でした。旅行の釣果は、まとめて後ほど紹介します。
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西伊豆旅行(1)

2009-08-12 10:05:22 | 旅行
8月9日から11日まで西伊豆を旅行してきました。3日間共に海釣りを満喫。最終日の昨日は早朝の豪雨と雷、そして地震、日焼け、濃霧と自然の厳しさを経験し子供達も興奮状態です。


初日は東名高速を沼津へ。天気がいま一つですが、途中の足柄サービスエリアからは笠雲を被った富士山の姿を見ることができました。


予想外に高速道路が空いていたため、自宅から2時間余りで沼津へ到着。まず三島の国道1号沿いにある柿田川湧水群に寄り道してみました。大小含めると数十箇所の湧水口から1日あたり百トン以上の水が湧き出す東洋一の湧水地です。富士山や御殿場地方に降った雨や雪が地下水となって流下し、三島市やこの柿田川で地表に「わき水」となって現れるそうです。また狩野川水系柿田川は日本最短の一級河川(1200m)としても知られています。


柿田川の上流部は、飲料水の取水を行っているため立入禁止区域となっています。川の東側に広がる公園には一周30分程度で周れる遊歩道が整備されていて、清らかな川の様子を楽しめます。ところどころで、砂を巻上げて水が湧き出ています。

遊歩道沿いには2つの展望台があり、第2展望台では井戸の底から湧き出る様子を見学。その先にある国道一号線直下の第1展望台は、柿田川の起点となっていて、最上流部からの景色を眺めることができます。ここではボランティアの方(柿田川みどりのトラスト)が、周辺の自然環境や湧水群の保護活動について説明してくれました。


湧水中の藻に咲く花、ミシマバイカモ(三島梅花藻)です。ボランティアの方が教えてくれました。双眼鏡で拡大すると可憐な白い花の姿が何となく確認できます。


町営駐車場(無料)の近くに泉の館というお土産屋があります。ここはドッグカフェ。


柿田川豆腐店では柿田川湧水で作った豆腐が販売されていますが、おすすめは豆腐アイスです。私は黒ゴマ味を食べてみました。


さて、三島からは、西浦、大瀬崎と駿河湾沿いに西伊豆方面へ向かいます。戸田の少し手前の「夕映えの丘」では、駿河湾越しに雄大な富士山の山頂が現れました。


一方、南側を望むと目的地である戸田の町が見えます。戸田港は入り江になっているため波が大変静かな漁港です。この写真の右側は、冒頭の写真で紹介した御浜岬へと続きます。

初日は「美浜レステル」という宿に宿泊しました。港が目の前で貸し竿付きです。14時過ぎに到着してしまったため、まずは近くの「の一食堂」で遅い昼食をとってからチェックイン。そして夕方まで釣りを楽しみ、夜は漁船でトビウオすくい体験に行ってきました。
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江の島~鎌倉めぐり(2)

2009-07-12 11:04:26 | 旅行
江の島での昼食を終え、偶然やってきた江ノ電トロ号に乗って江ノ島駅から鎌倉へ向かいました。沿線のアジサイは終わっていましたが、沢山の人がカメラを構えています。サンライン号やトロ号がお目当てなのでしょう。
鎌倉ではレンタサイクルを利用して報国寺方面を訪れてみることにしました。


まずは天台宗大蔵山・杉本寺です。ここは天平六年(734年)に創建された鎌倉最古のお寺で、本堂はコケ階段の上にあります。本堂へは迂回路を利用して登っていきます。


本堂には十一面観音像が安置され見学が可能です。ロウソクの炎が頼りの薄暗い本堂内はとても神秘的でした。



次に訪れたのは報国寺。臨済宗建長寺派の禅宗寺院で建立は1334年。足利・上杉両氏の菩提寺として栄えました。本堂左奥にある孟宗竹の竹林が有名で、竹寺とも呼ばれています。


竹の庭の様子です。手入れの行き届いた園内には、約2000本の孟宗竹が力強くそびえています。一画には休耕庵という茶室があり、竹の庭を見ながら抹茶とお菓子(落雁)を頂けます。抹茶の味は格別で、息子も美味しいと喜んでいました。



竹林と抹茶を堪能した後に向かったのは、報国寺の近くにある浄妙寺。臨済宗建長寺派の禅宗寺院で、鎌倉5山第5位の由緒あるお寺です。建立は1188年。




境内にはネコの姿。人慣れしているみたいで息子が盛んに可愛がっていました。受付で聞くとネコちゃん達にはそれぞれ名前が付いているそうです(忘れてしまいましたが・・・)


浄妙寺の奥に石窯ガーデンテラスと案内があったので足を延ばしてみました。焼きたてパンが評判みたいですが、お腹いっぱい。ご当地サイダーもお薦めとのことなので、「鎌倉サイダー」を味わってみました。リンゴ味が爽やかです。ラベルが可愛いいので、空き瓶を持って帰りました。



のんびりしている間に1時間30分以上も過ぎてしまい、鎌倉駅方面戻ることにしました。最後にもう一箇所、こけ寺と呼ばれている妙法寺を訪れてみました。建長5年(1253)に安房から鎌倉に入った日蓮上人がここ松葉が谷に来て草庵を結んだ所の一つと言われています。


仁王門から法華堂への石段は一面が緑のコケでおおわれ、「鎌倉の苔寺」とも呼ばれているそうです。

鎌倉散策は以上で終了。豊島屋の鳩サブレーをお土産に買い、江ノ電(サンライン号)に乗って藤沢経由で帰りました。


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江の島~鎌倉めぐり(1)

2009-07-11 21:12:41 | 旅行
今週後半は蒸し暑い日が続き、昨日の朝はこの時期にしては珍しい日本海低気圧に向かい南西風が吹き続けたこともあり、八王子で早くも熱帯夜を記録。でも今朝は一転してしのぎやすくなりました。
さて7月に入り仕事の部署が替わり、大変厳しく辛い毎日が続いています。今日は涼しいのでのんびりと過ごして英気を養おうと思っていたところ、突然息子が江ノ電に乘りたいと・・・結局、湘南の海と江ノ電を見に行くことにしました。

藤沢駅で一日乗車券(のりおりくん)を購入後、江ノ島駅で下車。海から江の島を眺めようと弁天橋の途中から船で岩屋方面へ渡ろうと思ったのですが、朝方波が高かった影響で遊覧船(漁船)が運休。その代わりモーターボートで江の島巡りをすることにしました。値段が張るせいか、お客さんが他にいなくて息子と二人だけ。江の島の南側まで行き折り返してくる10分間のコースですが、海風と波しぶきを浴びてスピード感を満喫しました。


12時近くになったため、江の島ビュータワー5階のおしゃれ工房「游」で昼食としました。観光案内所前で配っていたチラシを提示するとコールドドリンクをサービスという単純な理由でここに決定。上の写真は店内の様子です。白熊がピアノを弾いています。窓からは江の島を目の前に見渡せ、テーブルも大きくゆったりとくつろげます。店内には数多くの小物やインテリアが飾られ、名前の通りお洒落な雰囲気のお店です。


今日は生しらすが入荷したので、パパはしらす三昧定食を注文。生しらすに釜あげしらす、かき揚げまで付き、暖かい玄米ご飯との相性も抜群。サービスのコールドドリンクは赤シソジュースを選択しました。一方、息子は游特製カレーを注文。玄米五穀ご飯とナスカレーに大満足の様子でした。小皿も沢山付き、一品一品がとても丁寧に仕上げてあります。


午後は江の島へは渡らずに、鎌倉へ向かうことにしました。2ヶ月ぶりの江ノ電ですが、カラフルな車両が走っています。まずは江ノ電トロ号。トロは白いネコで、ゲームのキャラクターらしい。


拡大するとこんな感じです。


こちらはサンライン号。1000系デビューから30周年のアニバーサリー企画第1弾として、当時のサンライン号塗装を復元して運行しています。


ちょうど昨日から記念入場券セットが販売されたため、思わず江ノ島駅で購入しちゃいました。各駅とも限定500セットでNo122。記念のオリジナル下敷が付いてました(つづく)。


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鳥羽・伊勢観光

2008-08-30 15:48:26 | 旅行
答志島旅行3日目。前日同様、早朝に海釣りを楽しみ、煮魚付きの朝食をたっぷり食べた後、9時30分発の高速船で答志島に別れを告げて鳥羽へ向いました。高速船は不定期に鳥羽との間を往復していますが船内は快適。料金も市営の定期船より若干割安になっています。


14:10のフェリーで帰るため、鳥羽での滞在時間は4時間足らず。まずは、お土産を買うため駐車場近くの鳥羽一番街に立ち寄りました。一階には、手作りアイス・ミネルヴァというお店があり、そこで一番人気の”岩戸の塩”を食べてみました。不思議な味で、ほんのりとした塩味がミルクジェラートの甘さを引きたてています。2年前に三重の食 腕自慢に選ばれた自信作と説明にありました。何故"岩戸"なのか気になり帰宅後調べてみたところ、近くの二見が浦では伊勢神宮へ献上する由緒ある塩を古来から製塩してきたそうで、その天然塩の商品名を二見興玉神社にある「天の岩屋」にちなみ「岩戸の塩」と称するようです。由緒ある塩だったのですね。


とても暑い一日でしたが、娘の希望により伊勢神宮にお参りすることにしました。本来であれば外宮から内宮に参拝するのが正式な順序ですが、今回は時間が無いため内宮へ直行しました。鳥羽から約20分。五十鈴公園の駐車場に車を止め、味処やお土産屋が連なる「おはらい町通り」を通り皇大神宮を目指します。途中の赤福本店にもそこそこのお客さんが入っていました。偽装発覚後に無期限営業停止に追い込まれた時には、ここも閉鎖されていたのでしょうか。復活目指し、頑張って欲しいところです。今日は時間も無いのでパスしました。


宇治橋を渡り、五十鈴川の畔にある御手洗場で手を清め、樹齢数百年の杉の巨木が林立する参道を進むと、天照坐皇大御神がが鎮座する正宮に到着します。辺りは厳かな雰囲気が漂っています。参拝の作法「二拝二拍手一礼」に従い、お参りしてきました。正宮の隣には、平成25年の式年遷宮(第62回)へ向けた新御敷地が公開されています。今年の4月25日に鎮地祭が斎行されたそうです。


伊勢から鳥羽へは伊勢志摩スカイラインを利用しました。標高500mの朝熊山の展望台からは北東方面が見渡せ、答志島を始めとする鳥羽湾の島々を眺望することができました。あいにく湿度が高くて遠望がききませんでしたが、天気が良いと富士山が見えることもあるそうです。

鳥羽からはフェリーで伊良湖へ戻り、国道42号から国道1号(潮見バイパス、浜名バイパス)を経由して浜松インターで東名高速に乗ってみました。国道1号は高速道路並に快適に走ることができ海岸沿いを通るため見晴らしも素晴らしいです。お勧めのコースです。途中足柄SAで夕食をとり自宅へ戻ったのは夜9時過ぎ。一日の走行距離は400km近く。ちょっと疲れました・・・



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伊良湖岬から伊勢湾横断

2008-08-24 18:43:56 | 旅行
答志島へ向かうにあたり東京から鳥羽までの経路を検討した結果、以下の3つの候補に絞られました。
 ① 新横浜から名古屋まで新幹線、名古屋から近鉄特急
 ② 厚木から東名高速+一般道で伊良湖岬、伊良湖岬から伊勢湾フェリー
 ③ 八王子から中央高速 名古屋から東名阪自動車道+伊勢自動車道

パパは一番楽な①を希望したのですが、荷物の持ち運びが大変なことと子供達がフェリーに乗りたいというので②のルートを選択しました。③は走行距離が450kmにも達するのでちょっと辛い。
   
8/17の朝6時過ぎに自宅を出発し厚木インターに乗ったのは7時前。道路は意外と交通量が多く時速100km前後の安全運転でひたすら西へ向います。東京は曇り空でしたが、静岡県に入る頃から青空が広がり、左手には紺碧の駿河湾が広がります。




最初の休憩地は厚木から200km近く走った浜名湖SA。初めて訪れましたが規模の大きさに圧倒されます。広い公園が併設され眼前に浜名湖を望む景観も素晴らしく、ゆっくりと休憩できます。息子が鰻を食べたいと騒いだため当地ならではのお弁当を探したのですが、まだ時間が早いせいか見つかりません。偶然にもパン屋さんでうなぎドッグを発見したので試しに買ってみました。蒲焼の味付けは薄めでパンとの相性はまずまず。息子も満足したようです。

三ケ日インターを降りてからは浜名湖の西岸を南下し、国道42号を右折してからはひたすら渥美半島を西へ向います。渥美半島は想像していた以上に長く、先端の伊良湖岬までは浜名湖から1時間近く要しました。

恋路ヶ浜の駐車場に車を置き、遊歩道を5分ほど歩くと伊良湖岬灯台が見えてきます。白亜の灯台と波しぶき、そして青い海のコントラストが美しく、伊勢湾越しに神島やこれから向う答志島、志摩半島の山々がはっきりと見渡せます(冒頭の写真)。


お腹が空いてきたので駐車場近くの磯料理屋(喫茶:ジャスト) で昼食としました。お勧めの焼大アサリ定食を注文。大アサリは地元の名産物らしく本当に大きい!醤油をたらした焼きたてのアサリは、甘みもあり最高です。5個も食べるとお腹いっぱいになってしまいました。ついでに椰子の実ジュースも飲んでみましたが、私の口には合いませんでした・・・


恋路ヶ浜から見た伊良湖ビューホテルです。このホテルは高台にあり、遠くからでもよく目立ちます。
「名も知らぬ遠き島より流れよる椰子の実一つ」と島崎藤村にうたわれていますが、柳田國男がここ伊良湖岬で過ごした時に恋路ヶ浜で見つけたヤシの実の話がきっかけになっているそうです。


伊良湖岬から鳥羽までは伊勢湾フェリーで55分間の船旅です。フェリーと併泳するイルカが見られることがあると案内にあり期待していたのですが、残念ながら見えたのは数匹のサメの姿のみでした。


これは神島の姿です。三島由紀夫の「潮騒」に描かれた美しい風景は今でも変わっていないことでしょう。フェリーからの景色は本当に素晴らしく、遠ざかる伊良湖岬や大きな風車の姿、知多半島、伊勢湾を取り巻く山々(遥か鈴鹿山脈から志摩半島)、近くには神島やこれから向う答志島などなど・・・

あれこれ楽しみつつ鳥羽に到着したの14時30分過ぎ。佐田浜駐車場に車を置き、15時5分発の鳥羽市営定期船で答志島へ向いました。
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答志島旅行

2008-08-23 16:54:25 | 旅行
8月17日から3日間、パパの短い夏休みを利用して三重県鳥羽湾に浮かぶ答志島へ家族4人で旅行へ行ってきました。鳥羽湾には大小さまざまな島が浮かび、人が居住するのは答志島、神島、坂手島、菅島の4つ。答志島はその中でも最も大きく、東西6km、南北1.5km、面積は7.8km2で大半が山地になっています。周囲の海は美しく、東に太平洋を控えて伊勢湾の入り口に位置するため島は魚介の宝庫です。上の写真は旅館の部屋からの眺望で、港の東には神島、伊勢湾の向こうには渥美半島まで見渡すことができます。


島へは鳥羽駅すぐそばの佐田浜桟橋から鳥羽市営定期船を利用し、約25分で和具港へ到着します。港には旅館からお迎えの車が来ていました。


今回お世話になったのは「美さき」という温泉宿。玉藻の湯と呼ばれ、男女入れ替え制ですが、趣のある露天風呂がうれしい。全室から太平洋を一望でき食事も各部屋へ運んでくれます。さらに、玄関のすぐ前が鯛網漁船の港で手軽に釣りを楽しめるのです。


夏休み中ということもあり、貸竿と餌そして、釣った魚の調理がセットになった宿泊プランを2泊とも利用し、早朝と夕方、計4回も港での釣りを楽しみました。朝は早起きして5時から8時頃まで、夕方は16時から夕食の始まる18時30分まで・・・
港は水深があり魚影も豊富です。3mほどの長い竹竿にウキと針を付けたシンプルな仕掛けで、餌はオキアミ。ウキの動きを良く見ていないと餌を取られてしまいますが、竿をあげるタイミングをつかむとブルブルっと手ごたえが! ちょうど朝夕に満潮を迎えていたこともあり、面白いようにお魚が釣れます。15cm位のメバルを2日間で50匹以上釣ったでしょうか。さらに海タナゴやベラ、息子は30cm近いメジナやアイゴも釣り上げました。息子だけが知っていたのですが、アイゴの背びれには要注意です。


釣った魚は全て旅館で煮付けにして朝夕の食事に出してくれます。釣りたてのメバルは実が柔らかく本当に美味しかった。メジナやアイゴの煮付けも美味です。


旅館の食事は魚介類を中心とした会席料理で大満足。新鮮な活造りが付いていて、初日はイシダイ、2日目はヒラメでした(上の写真はヒラメとほら貝)。食事中も頭がピクピク動き子供達は大喜び!一方奥さんはびっくり。そして余った部分は翌朝、アラ汁として出してくれます。

 
亀の手の形をしてた "セ" と呼ばれる珍しいフジツボも食べてみました。カニに似たやや甘みのある味でした。

こじんまりした旅館でしたが、連泊するとゆったりくつろげます。2日目は近くの海水浴場(サンデービーチ)に出かけてみました。三重県で一番水質の良い海水浴場だよ!と車で送って頂いた旅館のご主人がコメントしていた通り、水がとても綺麗で美しい魚の姿を見ることができました。

島には観光スポットがたくさんありますが、今回の旅行は漁村でのんびり過ごして釣った魚を食べることが目的だったので、旅館からあまり遠くへは出かけませんでした。でも離島の旅を十分満喫できました。天気にも恵まれ子供達も大満足だったようです。


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江の島でしらす丼

2008-01-06 22:10:43 | 旅行
パパの長かった正月休みも今日で最後です。寒の入りとは名ばかりの春の陽気に誘われ、昼から江の島へふらっと出かけてきました。いつものように八王子みなみ野に車を止めて横浜線と小田急江の島線で藤沢へ。今日は時間が遅かったので江の電はパスしてそのまま片瀬江ノ島へと直行しました。


江ノ島大橋の途中から船で稚児ヶ淵まで渡りました。波は静かで微かに富士山の姿も。稚児ヶ淵の岩場では、大勢の釣り人が大物を狙っていましたが、釣果はいま一つのようでした。

稚児ヶ淵から石段を登った途中にある見晴亭で遅いお昼ご飯を食べました。海や富士山を眺めながらの昼食は心が洗われます。大人はしらす丼、子供達は江の島丼(親子丼の鶏肉がサザエになったもの)を注文。しらす丼は暖かいお酢めしと釜揚げしらすの組み合わせが絶品で、粒の大きなイクラとの相性もグッドでした。江の島丼のサザエも具沢山でした。


江の島神社にお参りし、商店街や堤防をフラフラ散策しているうちに夕方になりました。箱根連山へ沈む夕陽と富士山が実に見事です。沢山の人がカメラを構えていました。


帰りは、息子のリクエストもあり、片瀬江ノ島駅から相模大野駅まで"えのしま32号(30000系EXE)" に乗りました。片瀬江ノ島駅は何だか竜宮城みたいですね・・・
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福島へ日帰り

2007-10-10 22:37:02 | 旅行
今週の日曜日、法事に出席するため福島まで日帰りで行ってきました。往復共にE2系やまびこに乗車。あいにく東北地方は曇り空でしたが、福島駅到着直前に、新幹線の車窓から吾妻小富士の姿をかすかに眺めることができました。

お土産は定番の「ままどおる」です。チョコレート味を見つけたのでこれも購入。やたら甘そうですが、意外にもチョコレートの皮と黒餡のバランスが絶妙で癖になりそうです。それから、東北限定のずんだ風味のKitCutも発見。会社で好評でした。

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与論島旅行(3)

2007-08-16 23:07:16 | 旅行
飛行機からの展望や車窓の風景は、旅人の心を躍らせてくれます。先週の与論島への旅行
でも飛行機や空港からの眺めを楽しんできました。

まずは与論空港。飛行場は茶花から車で5分程度のところにある第3種空港です。雰囲気は
駅の待合室といった感じで、お土産屋と食堂は一軒づつ。食堂で食べたモズク焼きソバは
ソース味が濃く素朴で懐かしい味がしました。屋上には展望台があるのですが、テロ対策の
ために閉鎖されていました(残念!)。空港の到着口と搭乗口はさすがに分かれていて、
50m程度離れたところに到着する飛行機まで歩いて移動します。


これは鹿児島空港行きのボンバルディア社プロペラ機(DHC8-Q400)。一日一往復します。
思ったよりプロペラの音は軽快でスピード感ありました。この他に日本エアコミュータが
隣の沖永良部島に一往復、琉球エアコミュータが那覇に一日4往復就航しています。


鹿児島への帰りの便から、屋久島を右手に眺めることができました。残念ながら山頂は雲に
覆われていました。


乗り換えの鹿児島空港には展望台があり、北東側の視界が開けています。これは行きの
8月6日に撮影した霧島連邦の山並みです。左の一番高い山が韓国岳(1700m)、一番右の
山頂に雲がかかった山が高千穂峰(1574m)です。


鹿児島から羽田空港まではほとんど海の上ですが、静岡側から遠く富士山を展望できました!


そして、千葉県上空からも、夕陽に映える美しい姿が。。。
楽しかった旅の最後を富士山が飾ってくれました。





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与論島旅行(2)

2007-08-11 22:47:34 | 旅行
ヨロンは珊瑚隆起の島です。その影響かハブは生息していません。島全体はサトウキビ畑
におおわれた感じで、緑色の葉が海風をうけてなびき、コバルトブルーの海とのコントラストが
見事です。そして、街路樹にはハイビスカスが植えられ、赤・ピンク・黄の色が鮮やかでした。


これは黒いアゲハ蝶。よく見かけました。またサトウキビ畑には大量のイナゴ?が飛び交って
います。こちらの昆虫はどれも大きく、イナゴもトノサマバッタくらいの大きさです。子供達は
車の窓を閉めて!と大騒ぎ。ゴキブリも大きいとの噂。


果物ではトロピカルフルーツを期待していたのですが、意外と少なく、空港近くでマンゴーの
看板を見かけた程度です。マンゴーは値段が高くほとんど口にしないと店のオバチャンが
言ってました。スーパーで見かけた果物(スイカやブドウ、桃など)は全て島の外から入荷した
ものですが、茶花のスーパーで与論産のドラゴンフルーツを見かけ早速購入。最近この島で
栽培を始めたとのこと。


ドラゴンフルーツの果実は見た目通り赤い一方、味は予想外に薄味。ほのかに甘味と酸味が
あり、薄味のキュウイといった印象です。子供達の舌も赤くなってしまいました。

一方、魚は豊富。スーパーだけでなく釣具屋さんに売っていたのにはびっくり。島であがった
カツオやシビ(マグロの幼魚)、キンメなどが丸ごと店頭の冷蔵庫で売られていました。

私が訪れた初日の夕食では、8月から解禁になったウニや、カワハギの刺身(義弟と息子が
釣った)、グルクンの塩焼き(もらったお魚)などを堪能しました。


そして翌日は早速皆さんと魚釣りへ。前日にカワハギをゲットした与論港は外海に面し波が
高かったので茶花港に場所を変更。水深4m程度で透明度が高く、海底を泳ぐ色とりどりの
魚影がはっきり分かります。当初サビキには見向きもされなかったので、針の先に海老を
つけて垂らした途端に食いつき、いきなりムラサメモンガラが一家で来ました。この魚は
珊瑚礁の海を泳ぐやや攻撃的な魚らしく、釣り人からは餌を横取りする外道と嫌われています。
カワハギ科なので調理の際に皮を剥ぐのに四苦八苦でした。
結局、2時間ほどでオジサン(ヒメジ)、ニーバイ(ハタ)、クロハギ、チョウチョウウオを釣り、
釣具屋で名前と食用の可否を確認した後、全て塩焼きにして食べちゃいました。中でも、
オジサンとニーバイは大変美味でした。チョウチョウウオは熱帯魚として知られていますが、
これもグッドでした。

 
これは、帰りの飛行機(プロペラ機)から内緒で撮影した茶花港の様子です。中央に突き出た
一番短い防波堤で糸を垂らしました。
 
最後にお酒の話。与論島の名産に黒糖焼酎があります。有村酒造で醸造している「有泉」は
口当たりも良く、ストレートでもグイグイいけます。与論献奉と呼ばれる客人をもてなす習慣が
与論島にあることを義弟から聞きました。大きな杯を使って、島の黒糖焼酎をまわし飲みをする
儀式です。さすがに2人ではやりませんでしたが。
話がはずむ中、8/9の0時19分に発生した震度4の地震にはびっくりしました・・・すぐに
テレビをつけて津波情報を確認。津波の心配は無くて一安心。義弟は仕事で毎月この島に
来ていますが、このような大きな地震は初めてとのことです。

与論島の生活は全てがスローです。犯罪や交通事故にも縁遠く、外出するときや寝る時も
家は開けっ放し。たまに見かける車も20~30km/時でのんびり走り、道を譲り合うことが何度も
ありました。とにかく時がゆっくり流れ、そのせいか長生きされる方が非常に多いそうです。 
コメント (2)
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与論島旅行(1)

2007-08-10 16:43:26 | 旅行
我が家4人、妹一家4人と与論島へ行ってきました。パパは仕事の関係で4日間(8/6~8/9)の
滞在でしたが、子供達と奥さんは8/4から、妹一家は8/2からのバカンスを楽しみました。

与論島は鹿児島県最南端に位置し周囲20kmほどの小さな島です。また20kmほど先には
沖縄本島を望むことができます。心配した台風の影響は無く、容赦無く降り注ぐ南国の太陽、
そして夜は満天の星空を満喫してきました。


まずは観光地めぐりから。
宿泊した別荘(義弟の職場で借用)から歩いて2分のところにある品覇海岸です。島の中心の
茶花から歩いていけるところにありますが、人影もまばらでプライベートビーチといった印象。
まばゆく白い砂浜は、全て珊瑚や貝のかけらで出来ています。子供たちは珊瑚のかけら拾い
に夢中。大量に持ち帰りました。


北部の黒花海岸付近から東側を眺めた様子です。与論島は珊瑚礁のリーフに囲まれ、
その内側のエメラルドに輝く海がとても美しい。潮の満ち引きや太陽の方角により、微妙に
その色合いが変化します。この島はどこへ行っても水平線を眺めることができ、広角レンズが
欲しくなってしまいます。


ここは島で最も有名な百合ヶ浜。訪れたときは満潮で風が強く海水浴客もまばらでしたが、
干潮時には1kmほど沖合いに白い砂浜が姿を現します。ちょうど大潮にあたった先月末は
素晴らしい砂浜を見せ、子供達が訪れた8/4の干潮時にもバナナボートで百合ヶ浜まで行って
楽しんだようです。


百合ヶ浜から2kmほど南下したところにある赤崎灯台。鹿児島県最南端の灯台です。
赤崎海岸の崖の上に位置し、草むらをかき分けやっとたどり着くことができました。
海岸近くの駐車場で、貝細工屋のオバチャンがあれこれ話しかけてきました。とても親切で
星の砂や指輪をサービスしてくれたため子供達もすっかり仲良くなってしまい、話している
うちに値段がどんどん安くなっていくので、珊瑚やサメの歯などの貝細工をいっぱい買い込んで
しまいました。でも、この島の人達は非常に親切で話し好きですね。


与論空港の近くに何とヨロン駅が・・・
左(南西)が「おきなわ」、右(北東)が「かごしま」。沖縄と違い軽便鉄道がこの島に存在した
とは思えないので観光用か?それにしては、与論島の案内地図にも記載が無くひっそりと
たたずんでいました。この駅の"主"らしい2匹の子猫ちゃんがじゃれついてきました。
ここからのパラダイスビーチの眺めも絶景です。

宿のある品覇海岸やヨロン駅近くの遊歩道からの夕陽は絶景。そして夜8時30分を過ぎる頃
から闇の世界へ。一面の星空は見事です。まずは、「さそり座」の尾が南の空高くはっきり
見えるのに感激。天の川の中に「いて座」も見えた!さらに頭上には天の川を挟んでベガと
アルタイルが。夏の大三角形のもう一つの主役、天の川の中をはばたく「はくちょう座」の
デネブが存在感を示しています。さらに天の川を北へたどると「カシオペア」が。そして
北斗七星、北極星を見つけた!でも東京で見るより北の空かなり低く輝いています。ここは
南の島ですよね。星空に緯度の低さを実感しました。
私が滞在した3夜共に満点の星空に恵まれ、童心に返り30分~1時間ほど眺め続けました。
天の川自体の明るさを感じたのは久しぶりの体験です。そして数多くの流れ星を見ました。
東京近辺では光害のため、このような機会はありませんね。
サザンクロスセンターの展示を見て驚いたのですが、5月頃南の空低く南十字星がヨロン島
から見えるとのこと。南の島へ来たことを実感します。  
                                    次号へ続く
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江ノ電に乗って鎌倉へ(3)

2007-07-21 22:31:30 | 旅行
1000系に乗って鎌倉駅へ到着。いつもは構内にある江ノ電グッズのお店に立ち寄ってから
鳩サブレーを購入してとんぼ返りするのですが、今日は時間が早いのでレンタサイクルで
寺めぐりすることにしました。お店のおじさんが報告寺(竹寺)と浄妙寺は16時で締め出されて
しまうよ~ と教えてくれたのでここはパス。
まずは鎌倉宮を左へ曲がり谷戸を1kmほど上り覚園寺へ。ここは三方を山に囲まれています。
訪れたときは少し薄暗く、静寂の中、ホトトギスとヒグラシの鳴き声のみが響き渡り、奥深い
古都の風情を感じました。残念ながら本堂(薬師堂)の拝観は終わっていたので愛染堂を見学。
子供達は鐘を突き楽しみました。大きな赤い蓮の花が一輪、とても綺麗でした。


次は瑞泉寺。石段の参道を登り山門をくぐるとやっと本堂が見えてきます。天気が良ければ、
この高台から富士山を望むことができるそうです。このお寺は5万坪に及ぶ広大な敷地を有し、
立派な庭園があります。解説によると、鎌倉に存する鎌倉期唯一の庭園として、また彫刻的
手法の独自の意匠による庭姿をほとんど完全に伝える極めて稀なものとして国の名勝に指定
されているそうです。青いキキョウ印象的でした。また、仏殿の背後には夢想疎石の作と
伝えられる岩盤を削って池を配した簡素な庭園があります。


鎌倉散策の最後は妙本寺。静かな参道を抜けると2本のノウゼンカズラが美しい。そして
背後に巨大な本堂が。とにかくでかい。後から知ったのですが、鎌倉最大級の木造建築を
誇り、身延山久遠寺、池上本門寺と並ぶ日蓮宗最古の寺院だそうです。


ちょっと疲れたので本堂の階段で休憩。ネコさんも一緒です(^^♪

もうすぐ17時。鎌倉散策はこれでお・し・ま・い。
次回は北鎌倉あたりをゆっくり散策してみたいです。再び江ノ電で鎌倉から藤沢へ戻り、
小田急線で帰途につきました。帰りの快速急行の車両は、何と"5555" のぞろ目でした!

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江ノ電に乗って鎌倉へ(2)

2007-07-18 23:12:16 | 旅行
極楽寺トンネルを抜けて長谷駅で下車。まずは長谷寺へ向かいました。恥ずかしながら、この
古寺を訪れるのは初めて(幼少の頃の記憶にないだけか)で、期待が高まります。でも子供
には知ったかぶりして”ここは紫陽花の名所なんだよ~”とかコメントしてしまいます(^_-)-☆


入館料は高いけれど、手入れの行き届いた庭園は綺麗でした。青と白の桔梗の花が見頃を
むかえ、夏を感じさせてくれます。階段を上がった観音堂には、本尊である十一面観音像が
まつられています。高さ9.18mは木造では日本一。本尊の造立は養老5年(721)と伝えられて
いますが、現在の観音像が創建当初からのものとは言い難く、また後世の修復も多く加え
られているため、制作年代については未詳のようです(案内書より抜粋)。
本堂横の大黒堂には、宝物館に安置されている大黒天像に代わり誰でも触れる「出世開運授け
大黒天」が祀られていて、ご利益を授かれるように思う存分触れてきました(^^)。




展望台からの海の眺めは絶景。レトロな景観案内図にあるように、由比ガ浜・材木座海岸を
間近に望むことができます。


かわいい猫ちゃんが愛嬌を振りまいていました。飼い猫でしょうか・・・

昼食は見晴台近くの「海光庵」でざる蕎麦を食べました。曇天でしたがガラス張りの店内は
明るく、海を見ながら落ち着くことができます。


食事後は眺望散策路へ。丁度、石上様の例祭(海上渡御)を眺めることができました。耳を
澄ますとお囃子が聞こえてきます。最後に洞窟の弁洞窟を見学。そして、お土産には瓢箪が
6つ付いた"ぼけ封じ"のお守りを購入しました。


次は、国宝の鎌倉大仏(高徳院)へ。ここは、毎年のように訪れています。そしていつもの
ように大仏胎内を見学。巨大な鋳像の内部でこのように美しく鋳型跡が判然と見られるのは
類を見ないこと、ゆかは免震構造を有しどのような地震が来ても決して仏像が倒れることが
絶対に無いと、胎内に説明が書かれていました。


長谷駅へ戻る途中、お店の外階段で台湾リスの群れを発見。そういえば、どこかで
"鳶と台湾リスに注意" という掲示板を見たような・・・

まだ時間が15時と早いので、江ノ電で長谷駅から鎌倉駅へと向かいました。
続きは次回。
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