設計事務所の裏窓

夫は建築士。設計事務所をやってます。
裏から眺めた感想、日々の独り言。
不定期便で頑張ります~!

ゴロゴロに目がいって

2006年02月25日 09時07分55秒 | 独り言
小さい頃 父親の喉仏には本当に生卵が入っていると
信じていた。
食事をする度に隣に座っている父親の喉仏が ごろごろ
動くのが気になって きっとジーッと見つめていたのだろうか。
「男の人は大人になると生卵を飲む儀式があって・・・」
なんていう今ではバッカらしいおじさん嘘を あの頃は
「へえ~~~そうなんだ」と信じ まじまじ父の喉仏を
見ていたものである。ああ、可愛い時代である。

今は目を見て人と話せと言われるが 自分が若い時の
面接試験などには相手の目を見ると威圧感があるから
相手のネクタイ辺りを見なさいというマニュアルがあって
バイト試験や肝心の就職試験でも ひたすら目の前の人の
ネクタイではなく 男性ならいつも喉仏を見ていたものである。

自分にないものは何とも興味があるというか不思議に思えて
ならないのがいまだに 続いているのか。
ついついテレビでも何でも 大人の男性の喉仏を「不思議だ」と
見てしまう癖がある。どうなっているのだろうか。
違和感はないのだろうか。などなど・・・

我が家では もう「男性」として見ていない(?)存在の
夫にこのテのくだらん質問をしたところで
「はあ~~~???」という毎度の呆れ顔しか返ってこない
ので辞めているが 近所の知り合いから喉仏が出る事で
男の人は声変りをするのだと聞かされて ますます
「へえ~~~」の境地である。
という事は 今に一応♂である息子達から このケッタイな
ごろごろ喉仏が絶対出現するとなるのである。

「お父さんの咽には生卵が入っている」
つい最近まで このくだらん受け継いだ大嘘を真面目に
信じ込んでいた次男までもが ごろごろと咽が膨らみ
野太い声を発するのかと思うと なんだか妙に白けた
気持ちにもなるのだが・・・・

男に「色っぽい」は ないけれど 喉仏って一応は
そういう部分に入るのかもしれない。
だから やたらとテレビでも若いおにーさん達の
喉仏に目がいってしまうのか。

ああ、おばさんというのは ホント嫌である・・・