設計事務所の裏窓

夫は建築士。設計事務所をやってます。
裏から眺めた感想、日々の独り言。
不定期便で頑張ります~!

不変パワー

2006年11月13日 15時18分14秒 | 独り言
昨日の休日 富士山を見に行った。

我が家から富士山・・・・結構遠いけど このテの日帰りを
よくやるので あまり遠くは感じなかったが紅葉シーズンの
せいか 渋滞にはまり・・・・・
後部座席で荷物のように毎回 ぶちこまれる子供達は
多分 大人の都合で つまらない日帰り旅かもしれない・・・
まあ、我が家は超自己チューな父母のせいで こういう
引っ張り出し日帰り旅ばかり。
「子供に見せたくて」とか「子供の為~」じゃなく
専ら「大人の都合~~」楽しかったか疲れただけかは
?の日帰り旅となってしまう。

それでも今頃からの富士山は やはり美しい!
うっすらと雪が山頂に出始め すそ野から上に伸びる
曲線美が美しい!と異常興奮しちゃうのは自分だけ?

河口湖の辺りを車でウロウロしたのだが アマのカメラマン
おじ様達が立派な脚立を持って湖バックに撮っている。

なぜ これほどまでに日本人は富士山に魅了されるか。
日本一だから?綺麗だから?

最近 歳を取ってきたせいか「変わらぬもの」というのに
異常に感動してしまう。
自分が生きている数十年より 当たり前だが そびえ立つ山を
見て なんだか昨日も不思議な感動を覚えた。
大昔 この場所でいや他の場所でも どこでも
こうやって山を見上げた数々の人達。
日本が戦争に明け暮れた時も遥か大昔も 山はいつものように
立っているという存在。なんだか不思議でしょうがない。

今の世の中 変わりすぎなのか。でも変わる事を止める事は
出来ないし 変わっていかなくてはいけない部分もあり。。。

富士山からパワーをもらう。
なんだか どっかの占いにあったけど「不変のパワー」という
そんな感動がパワーかもしれない。

風化

2006年11月02日 10時00分24秒 | 独り言
「負けないで」とか「揺れる想い」で有名なZARDが
なぜか 我が家の次男は大好き。
鼻歌あり CD聴きながら大声もあり・・・・・
若干10年しか生きていないくせに どこで知ったのかなあと
思ったが なんの事はない、いつも見ているアニメ番組の
主題歌だったりする。だから同じく主題歌を歌った事のある
倉木麻衣さんも好きらしい。

先月 ZARDのベストアルバムが出たらしく 母も聴きたい
ついでがあるので ネットで早々購入したが まだ届かない。
結構 売れてるのかもしれない。

好きな歌手、好きな音楽、そんな事を言う年になったのかと
少々 母は「へえ~~~」という気持ちになる。

子供がZARD?変わっとる・・・とも受け止められるが
万事 変わり者次男だから「まあ、いいか」と
好きだという音楽はバンバン聴かせてやろうかと思っている。
ちなみに長男は なぜかクラシックかビートルズを
BGMにしたがる。こっちも相当 変わってる・・・

家庭の中で否定されるというのは 子供心を大層傷つける。
大昔 自分も だから隠れ「さだファン」だったのかも・・・
「あの子 こんなの聴いてる。おっかしい。笑える。
 変わってる~~~」という家族達の声を聞いて
妙に音楽を聴く自分が恥ずかしくなった記憶がある。
あれは今でもいや~~な思い出。

好奇心の目を摘むか 伸ばすか。
それは案外 こんな他愛のない言葉で決まったりするものだ。

とはいえ・・・「今日も届かない~~」と学校から帰宅するや
CDを待ち望む 変わった息子を見ると いっぱしの
親気分が首を持ち上げる。
「変わってるよなあ~~」という言葉が出てしまう。

親はいつでも ごく「普通の」子供象を思い浮かべるからだ。
ここのところが 小さい頃 あんなに苦い思い出を
持っているにもかかわらず 自分を「変わり者」と平気で
言っていた 親達と自分も大して変わらないと
苦笑してしまうのだ。

今日の格言
「苦い事も 楽しい事も 思い出という風化で消される」