設計事務所の裏窓

夫は建築士。設計事務所をやってます。
裏から眺めた感想、日々の独り言。
不定期便で頑張ります~!

選択肢無し

2007年10月26日 18時19分32秒 | 独り言
亀田史郎氏「辞任」 兄弟、できるか「父離れ」(産経新聞) - goo ニュース

この会見を見て つくづく感じる。
子供って親を選べない。
そして 子供から親を切れない。

自分が虐待されても それでも尚 虐待した親にしがみつく。
こんな話しもあるくらいだ。
親は 子供にとっての初めの洗脳者となる。

それにしても・・・やっぱり親として見ると
「世界一の父親」なら 自分が子供を守らないのかな・・と
不思議に思ってしまう。
子供が厳しい質問の矢面で 四苦八苦している姿見て
どう思っているのだろう・・・・
「よくやっている」とか涙ぐんじゃっているとか・・・
うーーーん、やっぱり解せないかな、この会見。。

それにしても 世間とかマスコミとかって一回
敵にまわすと恐ろしい。
ボクシング選手に限らず 第二の人生の方が
うーーんと長い人生が待っている職種は
よっぽど親が 利口じゃないとやっていけないかもしれない。
だって人は一人じゃ生きていけないのだし。
可愛くなければ、可愛がられなければ。
こればかりは親身になる他人はいないだろうし、
机上でも教えられない。

子供は親を見ている。
冷静に ジーッと。
悪い事も良い事も。

自分を手本にしてもらうとしたら・・・
怖いと つくづく思う。
親には向いてない。
でも 親としてのゴールは きっと自分がいなくなるまで
わからない感じである・・・・

たそがれ云々・・・

2007年10月19日 15時18分44秒 | 独り言
昔 子供がうんと小さい頃
「たそがれ泣き」という言葉を聞いた事があった。
夕方 母親が忙しい時間帯になると決まって
「泣き」が入るという。

この現象 主婦には「たそがれ鬱」っていうのがあるらしい。
なんとも ぐうたらな現象なのだが
「夕飯の支度が憂鬱」ってものらしい。
ええ?馬鹿?と思うかもしれないが 意外と多いらしい。

夕方 夕飯の支度をしようと思うと 具合が本当に
悪くなるとか・・・・
うーーん、そこまでいかないけど やっぱり自分も憂鬱。
働いてないくせに!とお叱りは尤もで 別に放棄する訳じゃ
ないけれども 憂鬱になるという気持ちはよーーくわかってしまう。

毎日 錠剤一個で栄養足りる生活にならんかなあ~~とか
本気で考える日もあり・・・

「食べる事は戦いだ」という人もいる。
食べる事=生きること。
きっと食べる行為 そのものを「面倒」って捉えた瞬間から
生への執着なくしているのかもしれない。
長生きする人と短命な人とは 意外や そこが違ったりして・・・

くだらぬ事を つらつら考えているうちに もうすぐ
「たそがれ時」に。
「たそがれ鬱」の対処法は ともかく時間のあるときに
さっさと用意しておく事らしい。

さてさて戦いの為にも 夕飯の支度時である。

使い捨ての時代

2007年10月12日 17時38分25秒 | 独り言
生中継のTBSに電話殺到/ボクシング(日刊スポーツ) - goo ニュース

使い捨ての激しい世の中である。
ついこの間まで テレビ局は 特番までもうけて
この一家をおもしろおかしく取り上げていた。
「生意気でも礼儀がなくても父子愛!」みたいな
キャッチフレーズで・・・・・

個人的には 勿論「?」のご家族だけど
昨日の試合のブーイングといい 朝早くからの
テレビ合戦といい 世の中を一気に敵に回すと
こんなに怖い・・・・という感じがした。
ご家族の商品価値は もう期限切れという事である。

親として思う事は もっと子供の先の先まで
考えて行動してあげれば良かったのに・・・と
つい お節介ながら考えてしまう。

ボクシング人生で寿命は全う出来ない。
あっという間に現役が終わる生活。
その後の生活、人生の方が うーーんと長い。
今 この現役時代に いかに普通の社会で
受け入れられる体勢を作っておくか。
それを教え込むのも 親の仕事じゃないのかなあと。。

才能がある子供を伸ばしてあげられる親の喜び。
そういう楽しさがあるのなら 夢中になっている
子供に代わって ちょっとずつ指針を示してあげるのも
同じような親の努めだと思うのだけど。

親は一歩離れて子供を見ないとロクな事がない。
同化しちゃって一緒になると 自分も「子供」になる。
子供と子供が何しても 結局は使い捨ての餌食に
なってしまう こわ~~~い今の世の中・・・

芸能人、タレント、スポーツ選手、みんな飽きられ
嫌悪されたら お終い・・・・
いくら才能がある、強い、凄いと思うものがあっても
見てくれない、使ってくれない、気にもしてくれない、
こんな状態じゃ しょうがないのだ。

凡人は飽きられず というより商品にもならず。
でも それが一番気楽で幸せかもしれない。。。

運動会の裏では

2007年10月02日 15時17分01秒 | 独り言
運動会シーズンである。
ここ数日 どんよりと雨が降ったりの休日で
延期 延期で二度もお弁当作りの手間が・・・と
嘆く知り合いもいたりする。

運動会は子供の競技。
でも こんな天気の事で こんな些細なお弁当作りの事でも
一喜一憂している大人達の裏ドラマも数限りない。

遠方から来る祖父母。
対応に追われる お嫁様の方達・・・
ともかくご苦労様ですと言ってあげたい。

「8人分の おにぎりは、絶句もんよおお~~」
そう語ってくれた近所の知り合い。
5時起き??凄い!と ただ頭が下がる。
中には お姑さんが作ってくれたお弁当を
黙々と食べる一家もいるけど こっちも
おも~~~い空気が どこかに漂い・・・・
運動会中 そんな知り合いと目が合えば
「今度語らせてよ~」そんな一言が届いてくる。
早い話し、祖父母が来て 和気あいあいって
難しいって話し・・・

息子に万が一 孫が生まれても 私は行かないかな。
もし行っても 競技一つか二つ見たら さっさと退散。
うん、差し入れは 十分にあげて それでバイバイ。
「もう お帰りですか~」
なんて言葉が聞けたら大成功と思わなくては。

冷たいね、と言われるくらいの関係が
理想って考える 私は変なのか・・・・

でも運動会、変な大人の裏ドラマはいらないから。。。