設計事務所の裏窓

夫は建築士。設計事務所をやってます。
裏から眺めた感想、日々の独り言。
不定期便で頑張ります~!

泣く話

2007年12月12日 16時02分59秒 | 独り言
超流行遅れながら「世界の中心で愛を叫ぶ」
この間 一気に読んでしまった。

泣ける!泣ける!
泣きながら一気に読みました!
こんなキャッチフレーズにいざ!と
変に意気込んで(?)読んだけど やっぱり
駄目だア~~~~という結果。

ひねくれ屋のせいか こういう「泣ける!」という
小説で一回も泣いた事なく・・・・
「ぽっぽや」もそうだったなあと思い出す。

しかも「こんな高校生いるぅ~?」なんて 白けた
考えまで頭をよぎり(セカチューのファンの皆様ごめんなさい)
感動 感激というのは 立場が変わると
こんなにも実感が薄くなるものかと・・・・

愛だの恋だの いつの時代?という化石人間に
なってしまった自分には やはり泣けない話しだったのか。
でも 読んで別に無感動ではなかったし
とても良い話しであり、ラストのところは
何度も読み入ってしまったほどで。
ベストセラーって やはり凄い。

こんなひねくれ屋でもテレビの 難病小児病棟とかの特集だと
もう5分で涙腺がおかしくなる。
現実の子供がいると つい重なってしまうし
親の気持ちを考えると 他人事じゃなくなるし・・・
テレビの前で泣ける自分が 恵まれた環境にいると
思い知らされる。
本当に辛い立場になったら きっと泣いていられないだろうし・・・

だから作り物の世界で泣きたいなと 時々思うのだが
現実問題「泣ける!」という作り物には
巡り合えない。

笑いすぎて涙が出る。
こういう「泣く」で 当分いいのかもしれない。。。