設計事務所の裏窓

夫は建築士。設計事務所をやってます。
裏から眺めた感想、日々の独り言。
不定期便で頑張ります~!

ゴミ

2007年06月27日 11時02分37秒 | 独り言
最近 国や都が経営する美術館や大仰な建物を
見るたび「ゴミ」なんて思ってしまう自分がいる・・

入館料が安い、子供はタダ。
こういうところが多いから 親として ごくたまーに
「子供に本物を見せる」なんていう日には
凄く良いかもしれないけど 行く度に
「これって・・・経営大丈夫~?」なんて疑問が出てしまう。

空調設備にしたって 人件費にしたって かかるお金は税金。
どう見ても 平日は「閑古鳥??」というような
施設を見る度 この建物を造って 一番喜んでいる
のは誰だ!と言いたくなる。

建物はゴミになる。
いや それどころか壊すのでさえ お金がかかる。
しかも そのお金はぜーんぶ私達の税金。
厄介である。

だったら お宅の商売はなんだと叱られそうだけど・・・

歩く

2007年06月19日 16時56分23秒 | 独り言
最近の我が夫婦のマイブームは
ひたすら「歩くこと!」これだけ。

先週の週末は なんと10キロくらい歩いたような・・
最初は二駅くらい先を歩いただけだったが
もっと先へと延ばしていったら数駅ぶんくらい
歩いている感じになっている。
土手とかを利用して歩くと なんだか自分たちと
似たような男女によく会う。
多分いや絶対カップルじゃなく(だって年寄り)
雰囲気がともかく夫婦っぽい(なんだかわからないけど)
時には片方が車イスに乗っていたりして
ヨイショヨイショと片方が押している。
正に老老介護・・・・ああ、自分たちの将来?なんて
思いながら ともかく歩く。

歩いてきた日は 若い頃のように 過激に
運動して ゼーゼー疲労・・・という感触は
ないけれど じんわ~~~りの心地よい疲労がある。

やっぱり運動不足の中年には歩くが一番である。

ただ このネックは ひたすら歩く。
でも 自分の口は閉じてない・・・
そう 歩きながらも ひたすら自分だけが
しゃべくるから ともかく息がゼーゼーとしてくる。

次回は どこまで歩けるか。
というより いつ黙って歩き続けられるのか・・・
それが問題かも・・

Seize the day

2007年06月13日 15時10分53秒 | 独り言
プロサッカー選手の宮本恒靖選手は ファン達からの
サインで「何か言葉を入れてください」と言われると
必ず書く言葉が『Seize the day』
なんでも「今を生きろ」という意味らしい。

別にツネ様大好き!でもなければ 大嫌い!でも
ないけど これっていいな~と思ってしまった。

「今を」生きる事って毎日 案外していない。
愚痴を言う時は 過去に生きているし
不安を思う時は 未来に生きている。

今 目の前の事をする。
これも 実に難しい。
だって目の前の嫌な人。目の前の嫌な事。
やっぱり見たくないし 逃げたいし・・・
口は動かし 人は批判したいが 身体は動かさず
自分は批判されたくなく。
まあ、こういうのが 一般的な 自分も含めての
日常って事じゃないだろうか。

「今を生きろ」
この言葉は ダラダラと過ごしている自分には
ズキーっと突き刺さる。
そして 焦ると共に 今を生きられるんだ!という
それだけが ジワジワと変な喜びで沸いてくる。

不快な事 思い通りにならない事 不満
全部 感じているだけ幸せという事かもしれない。


狭くなったり広くなったり

2007年06月12日 10時04分06秒 | 独り言
子供を産んだ途端 行動範囲がやたら狭くなる。
「あーーー孤独だ!」
こう叫んだ母親達って 結構多いのでは・・・

たった一人 子供がいるだけで削られる
今までの「普通の」生活。
あれもこれも狭くなったあ~~!と
10年前の自分は いつも思っていた。

でも最近思うのだ。
子供を産んで狭くなった部分と 子供を産んだゆえに
広くなった事・・・・

今の自分の数すくな~~~い知り合いの方達・・
考えれば「子供」媒介で知り合えた人達。
多分 子供がいなかったら近所のどこかで会っても
挨拶すらしない人達だ。

今日 スーパーで買い物していたら 赤ん坊を抱っこした
若いお母さんに 話しかけるおばあちゃんを見た。

「何ヶ月?一番大変ねえ」などなど・・・
タジタジして「はあ~~ええっと」なんて
繰り返しているお母さんには構わなく
じゃんじゃん話しかける おばあちゃん。

こういう光景 近所じゃよく見かける。
そういえば自分も 子供抱っこしているだけど
なんでみんな話しかけるんだあ~~!なんて
思った頃もある。
これだって「子供」という媒介がなければ
素知らぬ人達。

確かに仕事もしてなく専業主婦だった自分の
孤独を救ったのは 他ならぬ我が子達かも
しれない。

でも 子育ては いつの時代も嫌だと逃げまくっているが・・

狭くなった事と広くなった事。
マイナスにプラス。
どっちかが多くなったり少なくなったりは
どんな事でも あんまりないらしい。

発信機

2007年06月11日 14時13分15秒 | 独り言
長男の携帯にGPS機能をつけてみた。
平たく言えば 発信機。

携帯を子供に持たせる発想はどこにもなかったが
それに弊害も多いし 子供に持たせる 持たせないの
議論は いつも終わる事がない現代。
でも我が家は逆っぽい。
何しろ 電車通学を始めているのに 当の本人が
「いらないかも~」」という返事だったので・・・

一応 長男の通学路を どの位 公衆電話あるか
チェックしたけど これがまたなんと少ない・・・
子供の携帯の弊害云々の前に 子供用緊急電話みたいのを
無料で町のあちこちに置いてほしいもんだと思ったくらい・・

で、結局 携帯を持たせる事に。
ついでにGPS機能もつけてみた。
いやあ~~今の時代は凄いと また疎い母は感動である。
自宅の机上から ちょっとパソいじると どこに
いるのか地図いりで教えてくれるのだから。
10回までは契約した定額料で出来るとあって
「ちょっと帰りが遅いかな」
そう感じるときは 早速探索である。
「もう ここにいるよ~ゲラゲラ」なんて次男と
面白おかしくやっていると当の本人が
「また探索したでしょ」と もう玄関にいたりする。
ああ、おかしい~~~
このGPS 探されていると なんだかわかるみたい(笑)

それにしても こう管理が激しい世の中。
営業のサラリーマンのおじさん達だったら たまんない
だろうなとも思う。

「お父さんもつけてみる~??」
早速 夫にも誘ってみたが「ヤダ!」という
一言で断られた。
やっぱりね、でも つけたら面白かったのになあ~