設計事務所の裏窓

夫は建築士。設計事務所をやってます。
裏から眺めた感想、日々の独り言。
不定期便で頑張ります~!

好奇心がなくなると・・・

2007年09月28日 16時50分05秒 | 独り言
子供というのは いや、男の子は
新しい家電が好きである。
パソコン 携帯 こういうのを いじるのも
結構ゲーム感覚。
考えたら 秋葉原も男の人だらけ・・・

先日「こんな時に!」と声が出るタイミングで
炊飯器が壊れた。
翌日は 次男の運動会。
正に「こんな時に!」である。
もう 買いにいく時間もなく急きょ 運動会の
お決まりの おにぎりは コンビニで買うとなったが・・
意外にも 家族全員喜んじゃったりしている、なんで?
ともかく運動会はコンビニで良いが 毎日の
お弁当作りのある我が家、早速 夫婦で運動会翌日
ディスカウントストアーで 炊飯器を買い求める。
で、帰ってくれば キャーキャーと女くさく
押し合いへし合いしながら 兄弟が新しい炊飯器を
取り囲んでいる・・・・何が楽しいのか・・・

大体 年とると あの説明書を読むというのが面倒になる。
「字がちっちゃくて 読めないから わからないわ」
お決まりの 老眼を盾にした おばさん達の言い訳。
読めないじゃなく 読む気持ちもないというのが本音。
自分も老眼は さすがにないけれど この読みたくな~いという
気持ちは どっかり持っている。

かくして新炊飯器の説明を子供らから聞いてセットする。
まあ、説明っていっても この程度のものは簡単なんだけどね。
炊飯器はともかく 携帯とかにいたっては・・・
多分、機能の半分も使い込んでないのでは・・
それが現実生活。
だから最近 同じ機種を持ち始めた長男なんかに
勝手に待ち受け画面の壁紙なんかを変えられると
勝手に触るな!と怒る前に
「へえ~~ やっぱり こういうのは男だよねえ」
などと変に感心してしまうのだ。
パソコンも然り、とっくに長男の方が ともかく
ゴチャゴチャと いじっている。

好奇心の欠如・・最近つくづく感じる。
ものぐさ、怠け、ぜ~~~んぶ この欠如が
元のような気もするのだ。

新しいものに対しての「なんだこれ!」という
発見が楽しそうな 子供の目を見るたび
腐った魚の目になりつつある自分を意識するのだ。
年って怖い・・・・

整理すると見えてくる

2007年09月25日 18時27分23秒 | 独り言
素人の土地探しは難しい。
大体 土地って なんであんなにいろんな条件が
くっついているのだろう。
同じ面積 同じ形、でも場所次第で2階建てしか
建てられなかったり 高さ制限があったり
うんと規模が小さい面積しか建物が建てられなかったり。
用途地域だっけ、そういうもので 全く変わってしまう。
その他にも 二種高度とか防火地域だから云々と・・・

素人が見たら 真四角 デカイ!わ~~良い土地だ!
しかも安い~!なんて土地が目に飛び込めば
ラッキーなんて思う。
でも 接道云々で 実は再建築不可の場所とか・・・

南道路で東南角地で理想通りの条件もついててという
土地は 当たり前だが 凄い高い。
ちょっと変形で ちょっと条件が悪い。
こうなると 不思議な事に一気に下がる。
まあ、当たり前なのか。。。

確かに真四角がいい!南側がいい!
そういう条件で家を建てれば 理想である。
でも ほんのちょっと視点を変えると
案外「こんなところだったのに いざ建てたら あら不思議」
と言うくらいの家が建ったりする。

元々住んでいた土地に建てる場合は 人間結構諦めがある。
というより この土地で いかにして理想の家を建てていくか。
そっちに目がいくのだ。
でも 土地から探すとなると そうはいかない。

視点をどこに変えていくか。
どこに重点を置いて暮らすか。

土地からの家造りって 自分の暮らしの
整理整頓から案外 始まりそうである。

NHk教育テレビといえば

2007年09月21日 09時11分01秒 | 独り言
子どもの頃に好きだった「NHK教育テレビ」の教育番組ランキング(gooランキング) - goo ニュース

NHK教育テレビ・・・・随分見なくなったなあと
懐かしさがこみあげてくる。

子供が小さい頃は 必ず夕方は 3チャンネル。
ジーーッと見てくれる訳ではないけど なぜか
つけているのが日課だった。

自分の小さい頃??
皆は「ノッポさん」とか懐かしく語るけど
見てないのだ。悲しい・・・
だからイマイチわからない。

でも確かに 学校を風邪とかで休んだ日に
布団から首だけ出して ジーッと3チャンネルを
見ていた記憶がある。
多分 道徳とかの時間って学校でも見てた。
それを休んでいるから家で見ていたのかもしれない。
半分は嬉しく 半分は皆に取り残された気持ちで。

通常が止まった時間というのは 一人外野気分だ。
いつもなら行っている場所とは違う場所で
置いてきぼりをくらった気持ちと シメシメという
気持ちが合わさって そういう感情だけは
今でも妙に記憶に残っている。

NHK教育テレビといえば やはり自分の時より
数年前の自分しか覚えてない。

毎日公園と買い物と3チャンネルだけの育児期間。
あーーーあんまり思い出したくない。

やっぱり子育ては向いてない。

また こういう事件・・・

2007年09月19日 09時09分28秒 | 独り言
直前に黒服に着替え、執拗に首を…手おのは1週間前に購入(読売新聞) - goo ニュース

異性の親は殺めない。
こんな暗黙が大昔はあったそうだ。
 
息子は母に 娘は父に 手をあげない。
まあ、娘が父にという構図は 体力的に無理な場合も
多々あり こういう構図は あまり事件もなかったと思う。

でも最近は 母だろうが父だろうが 祖母祖父だろうが
こういう事件が流れても 驚かなくなった自分がいる。
それに驚いたりする。

手斧って、事前購入って、喪服での犯行って・・・
内面の問題が どわ~~っとあふれているような
行為にしかみえない。

45歳だった父・・・
あまりに若い。

生前 夫婦の関係 娘との関係。
きっと何かがあったに違いないけど
たった16歳の生涯も いきなり壊れてしまった。

親である事 夫婦である事 家族である事。
こういう事件が起きる度に ドドッと重くなる。
なんたって 自分の家だけは大丈夫~とは
絶対に言えない。

良かれと思っている行動、相手を思うばかりの行為。
今現在 全てが裏目に出て相手に伝わっているとしたら・・・
こんな想像が いつも駆け巡る。

家族で普通に過ごす事の難しさ。

今は そんなところまで来てしまっている時代なのかもしれない。