設計事務所の裏窓

夫は建築士。設計事務所をやってます。
裏から眺めた感想、日々の独り言。
不定期便で頑張ります~!

端境

2006年02月01日 16時31分38秒 | 独り言
今の♂の子供達は結構 床屋でなく美容院へと
行く子供達が多い。
近所の美容院も扉を開けてギョッとした事もあった。
店内は中高生の男の子達で埋め尽くされていたのだ。

床屋はともかく高い!!
あんな子供の頭に正規の値段をつける。
顔剃りがあるから。シャンプーがあるからという理由
だろうが ヒゲなんてまだ生えてなくシャンプーだって
家でやればいいという考えの我が家には合わない!
というより単に貧乏性なだけだけど。。。

という事で 今はおかしくも変じゃないから美容院へと
息子どもを連れていこうとしたが当初は本人達が
頑として「行かない」の一点張り。
大昔のジジのように「美容院なんて女くさい!」とか
言い始める。バカだねえ。違うのに。

さんざん 母に言いくるめられ というより脅され(?)
一回 美容院へ渋々連れていけば その時から
「美容院しか行きたくない!」となる。本当に単純な生き物・・

息子達の主張は なんでもカットがうまいという事。
優しそうなお姉さんが一杯いるという事。
そして何よりおじさん臭いシャンプーの匂いがつかなく
いい匂いになって帰れるという事(?)らしい。

うーん 確かに床屋ってなんで帰宅したちっこい子供までもが
おじさん臭になって帰ってきてしまうのか・・・
それにあの臭はなぜか数日強烈に漂うのだ。

かくして最近は兄弟揃って1000円握りしめ美容院へと
行っている。
母は付き添わない。いい加減大きくなっているし
自分の髪の毛の事を自分の口からきちんと他人に伝えると
いう事も これまた立派な勉強であり・・・などと
くどくど玄関先で尤もらしく説教しながら送り出す。

半分以上は母楽ち~~んをしたいだけだがね・・・

そして昨日もなんだか女くさ~~い いい匂いのシャンプー臭を
漂わせて兄弟帰宅。
世の中 段々 男女の端境がなくなってきている
みたいだが そういう風潮が男の美容院通いの増進へと
なっているのかもしれない。

今に美容院は♂で溢れ 逆に床屋はおばさんで溢れる!
なんて現象もあるかもしれない。

まあ、「おばさん」という人種はもう女という端境はとっくに
超えているから どっちに行っても驚かれないのかもしれないが(悲)