設計事務所の裏窓

夫は建築士。設計事務所をやってます。
裏から眺めた感想、日々の独り言。
不定期便で頑張ります~!

初の!

2007年01月15日 14時37分44秒 | 独り言
長らく 更新おサボ・・・・

ガラにもなく 子供の「中学受験の親」なるものを経験~
そんな事で なんとなくパソコン前にじっくり出来ず・・
「受験」といっても我が家は 私立ではなかったので
ごく「普通の」生活しつつの当日だったが・・・・
一応 春から塾だけは週に一回 子供は通い
秋頃から模試だの受け始めたが・・・・
昨年 12月の推薦入試というのに うまく引っ掛かった模様。

それにしても たったの一年弱。
しかも「受験した!」なんて大層な事は親子共々 何も
やってなく 偉そうな事も言えないが 一応親として
感じた 現代の「中学受験」なるものの感想・・

正直 この国の教育改革って何??と疑問だらけ。
普通の小学校で真面目に宿題こなし授業受け
学校行事にも積極的に参加。学校での成績も一応
二重丸~~~みたいなお子様がいるとする。
でも通塾せずの6年間。
いきなりの いわゆる御三家といわれる名門中学の
試験合格は???当たり前だが受からない。

そう、今や 中学受験数が増えると共に
子供達はダブルスクール当たり前の時代。
「学校では寝ていて」そんな事を言う親まで現れている。

そして12才の子供の「受験」という場所に望む
モチベーションの低さ。これは当たり前。
自分だって12才の時は・・・・何も考えてない。
そういう人種達に向かって 夜中の12時過ぎまでの
勉強という作業。忙しい学校生活。追われる成績。
まずキレて当たり前の毎日と思う。世間のサラリーマン顔負け。

こんな事ブツブツ言っても現状は変らず。
我が家だって 地元の中学の説明会では「??」という
感情が親の方から走り 今思えば うまく誘導(?)
して息子を受験させた感じが歪めない。

今 息子の知り合い数人達は 私立中学の合否の中で揺れている。
しばらくすれば 公立中高一貫校の試験も始まり
2月中旬まで この訳のわからない「中学受験」が
繰り返される。

こんなところで愚痴っても始まらないが 本当の勉強が
早くわかってほしいと子供には願ってしまう。

合格した日 浮かれる子供の笑顔には確かにホッとしたが
母の気持ちは なんとなく・・・・が正直なところ・・
中学入学は 長い長い人生の通過点であり出発点。
そして親が多少コントロール出来た 最後の親子作業かもしれない。

なんだか1年間しか関わってないが この「受験」とやらには
まだまだ鬱々の気持ちが残っている。
どっちにしても受けるのも通うのも子供本人の事。
極端な言い方すれば 親としては「他人事」の世界である筈なのに
なぜか割り切れない。

親って愚かというか 馬鹿な生き物である・・・