お台場に行くと 毎度寄ってしまうのが
台場横丁商店街。ここは懐かしい町並みを再現して
懐かしグッズばかり置いてある。
玩具っぽい町並みのくせに 空は夕焼け色で作り物の
木の電信柱なんかも立っている。
その奥の一角に 駄菓子コーナーがある。
子供というより大人がいつも溢れている。
懐かしいというのは 狡い。
「懐かしいねえ」その一言で これが美味しいのか?とか
値段に見合っているの?なんていう普段の常識を
取っ払う。そして案外 懐かしい味なんてものは
今食べても美味しくない。
あの頃 喜々として買っていたのにと年月の酷を思う。
それでも 買ってしまう。
「こんなのあった あった」
子供より親達が懐かしがって 売り場を覗いている。
自分が子供の頃 もう駄菓子屋さんは段々息を潜め
全盛期じゃなかったけど 近所に一軒だけそれらしき
店があったのは覚えている。
大体こういう店の店番には怪しいおばあさん。
腰とか曲がっちゃって 妙に年寄りっぽいと思えば
「これいくら?」なんて子供の質問には 間髪入れず
「3本で50円!」なんて答えてくれる。
お釣りも早い 早い。駅のキヨスク並だ。
順番を守らず 狡い行為に出ようとすれば こんな時は
これまた間髪入れず
「順番だよ!」なんて一喝してくれた。
100円玉一個で どうしたら一杯買えるか真剣に
選び抜いている子供もいたし 当りが出た時は
人生の全運を使い果たした時のように 超嬉しかった
ものだった。
今の子供達は こういう安さの楽しみを知らない。
ゲームソフトは親がビビる位 高い値段だし
コンビニに並ぶ物は スーパーより割高な物ばかり。
だからといって昔には戻れない。大切なのは今から
生きる事なのだから。そうはわかっている大人達が
昔を恋しがる。そんなジタバタした子供のような
大人達がいる限り 超細々でも正に懐菓子の駄菓子は
売れていくのだろう。
台場横丁商店街。ここは懐かしい町並みを再現して
懐かしグッズばかり置いてある。
玩具っぽい町並みのくせに 空は夕焼け色で作り物の
木の電信柱なんかも立っている。
その奥の一角に 駄菓子コーナーがある。
子供というより大人がいつも溢れている。
懐かしいというのは 狡い。
「懐かしいねえ」その一言で これが美味しいのか?とか
値段に見合っているの?なんていう普段の常識を
取っ払う。そして案外 懐かしい味なんてものは
今食べても美味しくない。
あの頃 喜々として買っていたのにと年月の酷を思う。
それでも 買ってしまう。
「こんなのあった あった」
子供より親達が懐かしがって 売り場を覗いている。
自分が子供の頃 もう駄菓子屋さんは段々息を潜め
全盛期じゃなかったけど 近所に一軒だけそれらしき
店があったのは覚えている。
大体こういう店の店番には怪しいおばあさん。
腰とか曲がっちゃって 妙に年寄りっぽいと思えば
「これいくら?」なんて子供の質問には 間髪入れず
「3本で50円!」なんて答えてくれる。
お釣りも早い 早い。駅のキヨスク並だ。
順番を守らず 狡い行為に出ようとすれば こんな時は
これまた間髪入れず
「順番だよ!」なんて一喝してくれた。
100円玉一個で どうしたら一杯買えるか真剣に
選び抜いている子供もいたし 当りが出た時は
人生の全運を使い果たした時のように 超嬉しかった
ものだった。
今の子供達は こういう安さの楽しみを知らない。
ゲームソフトは親がビビる位 高い値段だし
コンビニに並ぶ物は スーパーより割高な物ばかり。
だからといって昔には戻れない。大切なのは今から
生きる事なのだから。そうはわかっている大人達が
昔を恋しがる。そんなジタバタした子供のような
大人達がいる限り 超細々でも正に懐菓子の駄菓子は
売れていくのだろう。