設計事務所の裏窓

夫は建築士。設計事務所をやってます。
裏から眺めた感想、日々の独り言。
不定期便で頑張ります~!

安物自慢大会

2005年03月15日 21時44分00秒 | 独り言
最近 1000円以上の靴を履いてない。
今 愛用している何種類かの靴の中にはワンコインで
買った物まである。こんな変な自慢をすると
「そこまで安い靴ある!?」こう驚かれるが最近靴屋で
靴なんて買った事がない。毎度 近所の知りあいが回して
くれる靴の専門通販カタログ。
多分ネットでも個人的に買えるのだが 毎回この
「まとめ買い」で買う事にしている。

「靴と男は妥協しない方がいい。」
こんなセリフを以前 柴門ふみさんの漫画で読んだが
もう男が どうのこうのという年は枯れてしまったから
靴にも とことん妥協の毎日。でも こういうのって
健康にも悪いだろうし 結局 安物買いの銭失い。
だって さすがにワンコインの靴はあっという間に
縫い目からほつれていく。雨の日は絶対履けないし・・・

「悪いけど デリケートな自分には絶対履けない。」
 
軽べつの眼で専門屋(夫)にも よく言われたが 最近では
「どうだ これなんか1000円ジャストだ。
 見えないだろう!」
一緒に買い物に行ったディスカウントストアで ちゃっかり
安げな靴を自慢している・・・
こんな「見えないだろう!」が気に入ったか 最近では
夫婦でいかに安く買ったか!ばかりの安物自慢を
頻繁に家庭内で繰り広げる。

「790円の靴だ!」
「これなんか通販ネットバーゲンで下がった物なんだから!」
「今日なんか上から下までユニクロだぞ。しかも全部
 バーゲンの時買ったものだ」等々・・・
なんとも悲しい自慢大会。
でも これも妻側は気をつけないと 
「そんなに買って 無駄な事してるのか!」
という見せなくていい物を相手に知られてしまうのだ。
くわばら くわばら・・・・・・

確かに「良いものは良い」
ブランド品が良いというのではなくて その値段に合った
代物はその値段を出した価値だけの物を持っている。
それは丈夫さでもあり 高級感でもあり 安心感でもあり。
でもねえと ここでまたオババの自分の首が伸びる。

良い靴履いて 良いバック持って 良いもの身につけ
いつも通り外出。絶対こんな声で呼び止められる。
「あら裏窓さん どうしたの?スーパーで何かあるの?」って・・