設計事務所の裏窓

夫は建築士。設計事務所をやってます。
裏から眺めた感想、日々の独り言。
不定期便で頑張ります~!

ないものねだり

2005年03月12日 20時57分00秒 | 独り言
3月というのは学校では年度末になる。
どの学校もそうであるかもしれないが 息子達の小学校も
お決まりのように懇談会と授業参観が先週あった。

普通の母ならば 我が子をじっくりと観察といったところ
だろうが 自分はついつい息子と同じ年の女の子ばかりに
目がいく。なぜだか・・・・
ちょっと間違えて自分が「おじさん」だとしたら怪しい
人と思われるかもしれない。

何しろ同性の子供しか持っていない親にとっては
子供と同じ年の異性の子供というのは 未知なる存在だ。
「大体♂は こういうパターンでくる」というのが
経験上わかっている頭も これが違う性別だとうろたえる。
慣れてないというほうが早いかもしれない。
ごくごく たまーに女の子が
「お邪魔しまーす」なんて遊びにくると
「何か 飲むぅう~」なんて声もひっくり返ってしまう。
変に緊張してソワソワしてしまうのだ。

長男と同じ年くらいの女の子となると 正に
「女!」に近い子も たくさんいる。
失礼ながら観察してしまうと 
「こういうタイプの子って 将来もてそうだわ~」
なんていう雰囲気を醸し出しているタイプもいたりする。
まだまだ幼げな♂に比べ 髪の毛かきあげ ため息なんか
ついている姿は やはり♂しかいない母にとっては
新鮮だ!

一体 子供の授業参観に何しに行ってるのだか・・・・
こんな事を考えながら 学校へ行っている母は
自分一人くらいなものだ。

女の子を観察する目も ひょっとしたら将来の姑の目に
なっていたりして!?ああ、いやだと思う。

考えれば 自分も一応れっきとした女のくせに
なぜに子供の女の子に緊張と新鮮さを感じるのか。
きっと自分の中に「女の子」がすっかりなくなった
からでは ないだろうか。
それとも やはり家族の中に全くいない存在に
憧れに似た気持ちがあるせいなのか・・・・
 
人は結局なんでも ないものねだりだ・・・・・