設計事務所の裏窓

夫は建築士。設計事務所をやってます。
裏から眺めた感想、日々の独り言。
不定期便で頑張ります~!

小競り合いを懐かしむ

2004年09月09日 15時52分37秒 | 独り言
我が家には ♂の子供が2人いる。
学年は二学年離れているが 年では一歳七ヶ月違い。
だから兄弟というより 双子に近い。
家にいるときは とにかく2人一緒。母より濃厚な関係だ。
こんな濃厚さだから さぞ仲がいいかと思えば とんでもない。
なんだ かんだと小競り合い。これがまた ♂のくせに 
♀以下の陰湿な戦いだ。

長男が リビングのテーブルで宿題をやる。なぜか 他も
空いているのに わざわざ次男も隣で並んで宿題をやる。
ものの5分で
「この 肘 邪魔!」「もっと そっちいって!」
くっだらない小競り合いが始まる。一生やってろと
あきれ返る事 しばしば・・・・

でも 思えば 私も姉と2人の同性姉妹だった。小さい頃は
それはそれは陰湿な姉妹喧嘩を展開したものだ。
姉は4歳年上だったから 腕力では到底かなわない。
それで毎回 喧嘩のほとぼりが冷めた頃 廊下で
すれ違いざまに 姉の足をわざと踏んだりと
なんとも卑怯なテを駆使していた。その後 またコテンパに
やられ 私は毎回 泣きをみていたのだが・・・・

そんな姉も 今では私同様 二児の母。私以上に「おばさん!」
であるから
「小さいころ ひどい事したじゃん!」と蒸しかえしても
「あれ?そうだっけ??」と人の話も何も聞いてない。
それでも同性の そして同じ母親としてのよしみ、一ヶ月に
数回は長電話が始まる。母親に相談出来ない事も 姉とは
話せたし 姉妹というより 同胞という感じだ。

息子達も いつか 今の小競り合いが懐かしくなる大人に
なってくれて 親よりも 何でも語り合える そんな仲に
なってくれればと思うが・・・・・

どっちが先に家に入るか という くっだらない事で
おしあい へしあいしながら 狭い玄関で騒いでいるのを
見ていると 懐かしむのは まだまだ先の事だと
深いため息が出る 今日この頃である・・・・