BUONA GIORNATA!

取材や旅、見仏、ヨーガ、読書の日々をつづります

仏像修理100年特別展

2010年09月03日 | 
旅の最終日は、奈良国立博物館からスタート!

特別展と、本館が新しくなった「なら仏像館」の特別展示を鑑賞しました。

特別展の方は岡倉天心らの写真や修理に関する資料が展示されていて、これは仏像を木彫りするうちの父が観たら、すごくおもしろいだろうなあとつぶやきつつ。寄木造の巨像の頭部(模型)もあって、近くで見て初めて「こういう組み合わせなんだ~」と感心しきり。

出口にクスノキ、カヤ、ヒノキの木彫の仏像(制作途中な感じの)があって、触れられるのがよかったですね。木片ももらえるし。
どの素材も、父が仏像を彫っているときに漂っている香りがして、ふっと意識が自宅に戻りました。子どものころからなじみのある香りですからね。


仏像館の方は、前回も本当に楽しかったんだけど、また同じポイントで夢中になってしまいました。大小の釈迦誕生仏が陳列されている展示室です!生まれた直後に歩いて「天上天下、唯我独尊!」って発言したところなんですけどね、想像したらおもしろくなってしまって。


特別展示も迫力満点でした。東大寺法華堂の金剛力士像。盛り上がった筋肉・血管、力強い動き、風の強さを感じるような衣の流れ。う~ん、すごすぎて目が離せない~。


ここね、本当に半日は楽しめます。
ミュージアムショップも図録や本がいっぱいあって、ほしくてたまらないんだけど、重くて断念ーーーー。書店で探すと、見つからなかったりするんですよね。


奈良国立博物館HP

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