BUONA GIORNATA!

取材や旅、見仏、ヨーガ、読書の日々をつづります

ムーミン展

2010年01月23日 | Weblog
行ってきました、ムーミン展。

原画がとにかくかわいかったです。
細密。
モノクロームの、おどろおどろしい森とユーモラスなキャラクター。
日本のアニメより、好きです。
自然の厳しさとか、トロール(北欧のあやかし)のあやかしたる様子や、世間ではマイナスイメージを持たれるようなキャラクターとか、これは大人の童話なんだなと思います。

2時間堪能。
そしてグッズ購入に30分をかけました。
英語版のペーパーバックと、絵はがきなどを。マグカップやタイル、お菓子などかわいいものがたくさんありました。

ぜひ会場へ~!
(宮崎市橘通西・アートセンター4・5Fで開催中)

西ノ京

2010年01月23日 | 
奈良の旅もこれで最後。

2日目の午後は西ノ京へ。
メインイベント、薬師寺・唐招提寺の拝観!

このエリアは、近鉄奈良駅からバスで15分程度だけど、田舎で、のんびりした雰囲気。
どことなく宮崎っぽい空気感も。
お寺の周辺は観光客を意識したようなものはほとんどなくて、民家。
京都と全然違うのがおもしろい。
観光、っていうんじゃなくて、お寺とともにある、普通の人たちの日々の生活、っていう感じに好感を持ちました。



薬師寺(法相宗)は建物が新しいからかな、大きさと派手さが目について決して好みではないけれど、仏像が素晴らしく美しくて、涙が出そう。

唯一、居心地の良さを感じた建物は東院堂で、さらにここに安置されている聖観世音菩薩に、この旅で一番、心惹かれました。
じっと座ってお顔を見上げていると、いつまでも、静かに、そこにいたいと思いました。
解説によると、モデルは有間皇子らしい。
有間皇子!!! とっても好きなのです。西暦650~700年あたりの歴史上の人物で心をぐいっとつかまれるのは有間皇子と額田大王なのです。
なんか縁を感じましたね、勝手に。
さらに、期間限定で拝観できるという吉祥天画と、平山画伯の絵も拝観。


続いて唐招提寺(律宗)。
門に立っていきなり視界がクリアになった感じに自分でも驚きました。
建物とか樹木とか、敷地全体の雰囲気が落ち着いていて、素朴で、とても好き!
(ついでにスタッフ?のおじさんたちが素敵でした。おしゃべりがおもしろくて親切)
この旅で、一番心に残るお寺です。
次はぜひ、鑑真和上坐像が公開されるときに行きたいです。
ここ、3時間はいたいなあ。



次回は秋篠寺、浄瑠璃寺、大神神社、法隆寺、飛鳥・斑鳩をまわらなきゃ。
必ず!今年中に!