BUONA GIORNATA!

取材や旅、見仏、ヨーガ、読書の日々をつづります

平田さんインタビュー

2009年08月14日 | 
それにしても、あの平田オリザさんに直接お会いしてインタビューができるとは!
ああ、この仕事をしていて本当によかった!
(地方新聞社でおそらく取材できないであろう芸術家に会えるのは、実に役得です)

著作やインタビューの掲載誌などを読み込んではいたのですが、なんせ演劇に関しては(いや、演劇も音楽も何に関しても)まったくのシロウト。緊張しましたが、実際お会いしてみたら、すうっと緊張の糸はほぐれました。
笑いも起こる、なごやかなお話でした。



取材をしていていつも思うのですが。
すごい人ほど、気さくでユーモアもあり、何より話が分かりやすい。難解な専門用語を使ったりしないんですよね。そして、新しい発見がある。
今回も「ああそうか、そういうことだったのか」と疑問が解けて胃の腑にストン、と落ちることや、「そんな見方もあるんだな」と感じたことがあって。
自分の中で新しい意識が開いたという感じがします。
人見知りの私が、人と対峙して話を聞くこの仕事を大好きでいる理由は、ここにあります。


インタビューの詳細については、また別の機会に。

写真はアゴラ劇場内・青年団の事務所にて。
右から平田さん、演劇の制作をしているKayoさん、私。

アゴラ劇場

2009年08月14日 | 
8月9、10日で行った東京出張。
メインはふたつ。
ひとつ目は、こまばアゴラ劇場でF's Company(長崎)のお芝居「マチクイの詩」を観劇すること。
ふたつ目は、こまばアゴラ劇場と劇団「青年団」の代表で、劇作家の平田オリザさんにインタビューをすること。


まずはひとつ目。
F's Companyには知り合いの役者さんが二人いて、2月に一緒に仕事をして以来ひさびさの再会。ふたりの、ひまわりが咲いたような笑顔に元気をもらいました。
この日はちょうど、長崎に原爆が投下された日。お芝居も原爆や、原爆に苦しむ人々を想起させる、ストレートなメッセージが伝わってくるものでした。

宮崎にも、アゴラ劇場みたいな小劇場がたくさんできるといいのですが。
あの距離感、臨場感、迫力。
なんとも言えないよさがありますね。