3月に読んだ本の一部。
特によかったのは、いずれも新刊ではないけれど、「見仏記」と「魔女の1ダース」。
「見仏記」は仏友として友情を深め合うみうらじゅんといとうせいこうの、その名のとおり、さまざまな仏像を見た記録です。
仏像好き必見!というか、バイブルです!
いとうせいこうの、意外にもまじめな文章と、みうらじゅんのかなり笑える挿絵が一気に読ませます。
なんと、職場の私の仏友が次々にこの本にはまっているのです!出版から何年もたった今、なぜか大ブーム中。
ところで私は「いとうせいこうタイプ」です。え?わけ分からない?読んでみてください!
それから米原万里の「魔女の1ダース」は独自の比較文化論がおもしろいです。いや、比較文化論っていうか。ロシア語通訳さんですから、やっぱりいろんな国の言葉に接すると、いろんなことに気が付くわけですよね。外交会議の通訳の難しさとか、その国の言語ではいたって普通の固有名詞や単語が日本語だと下ネタだったり、またその逆もたくさんあったり。そんな具体的なエピソードが満載です。
川上弘美の「古道具 中野商店」は独特の雰囲気があっておもしろいのですが、最近、どうしてこういう、主人公の女性が年下の男性ともどかしい恋愛(またはゆる~い感じの恋愛)をするとか、主人公の周りの人たちが自由恋愛を楽しむとか苦しむとかいう状況設定の小説が多いんだろう?そういう時代なんでしょうか…。ちょっと私の中では飽和状態。
4月は「見仏記」の2~4巻を読まねば。
しばらく私の脳はホトケワールド彷徨い中です。
特によかったのは、いずれも新刊ではないけれど、「見仏記」と「魔女の1ダース」。
「見仏記」は仏友として友情を深め合うみうらじゅんといとうせいこうの、その名のとおり、さまざまな仏像を見た記録です。
仏像好き必見!というか、バイブルです!
いとうせいこうの、意外にもまじめな文章と、みうらじゅんのかなり笑える挿絵が一気に読ませます。
なんと、職場の私の仏友が次々にこの本にはまっているのです!出版から何年もたった今、なぜか大ブーム中。
ところで私は「いとうせいこうタイプ」です。え?わけ分からない?読んでみてください!
それから米原万里の「魔女の1ダース」は独自の比較文化論がおもしろいです。いや、比較文化論っていうか。ロシア語通訳さんですから、やっぱりいろんな国の言葉に接すると、いろんなことに気が付くわけですよね。外交会議の通訳の難しさとか、その国の言語ではいたって普通の固有名詞や単語が日本語だと下ネタだったり、またその逆もたくさんあったり。そんな具体的なエピソードが満載です。
川上弘美の「古道具 中野商店」は独特の雰囲気があっておもしろいのですが、最近、どうしてこういう、主人公の女性が年下の男性ともどかしい恋愛(またはゆる~い感じの恋愛)をするとか、主人公の周りの人たちが自由恋愛を楽しむとか苦しむとかいう状況設定の小説が多いんだろう?そういう時代なんでしょうか…。ちょっと私の中では飽和状態。
4月は「見仏記」の2~4巻を読まねば。
しばらく私の脳はホトケワールド彷徨い中です。