BUONA GIORNATA!

取材や旅、見仏、ヨーガ、読書の日々をつづります

南無なむナム・・・

2006年11月24日 | 父の彫刻
父が昨年彫った阿弥陀如来像です。

本体の大きさは約25センチ。台なども含めると35センチくらいの高さがあります。
材料はイチイの木。堅くて彫りにくいそうですが、色艶がよく、いい香りがします。
仏像は胴体や顔、手足を別に作って組み立てる「寄木作り」と一本の木材から掘り出す「一木彫」がありますが、父はすべて一木彫で作ります。大きいものは高さ120センチほどの不動明王などがありますが、大きな木材と格闘すること3ヶ月でした(仕事をしながらだったので)。一本の木材から立体的な像を作るって、難しそう・・・3Dに弱い娘なのでした。

いくつかの作品は26日(日)に行われる北地区産業文化祭に展示される予定。お近くの方はぜひご覧くださいませ。