久遠の絃

-くおんのいと-
since 2003/9/1
キレイな写真なんていらない。もっと本当の姿が見たい

ついった

いろいろ

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今日が終わる

2007年12月31日 22時09分23秒 | 久遠
またこの景色で今年が終わる
いつものように沈んでいく太陽が 今日は少し切なく
次に昇り来る陽を また明日も追いかける
必ず来る明日をその足で追いかける
踏み出した足と 構えたカメラの前に昇る朝日を
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風に背を向けて

2007年12月30日 22時40分39秒 | 久遠
冷たい風に背を向けて 陽の光を背に浴びる
日差しだけはあたたかで 凍えるような風の中
立ち止まることのない今日に 目の前に迫る明日の大晦日
また 新しい年がやってきます
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駆け抜けていく

2007年12月29日 22時09分51秒 | 久遠
師走の名の通り駆け抜けていく今日
とどまることのできない日々に 気が重い
聞こえてきた古ぼけた音楽に 少し心いやされながら
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にやり

2007年12月28日 23時31分15秒 | 久遠
にやりと笑った竹の顔
近づく新年を笑顔で迎えるように
ただ 今年はもうすぐ終わってしまうようで
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二枚目

2007年12月27日 23時10分52秒 | 久遠
カメラをあけて カードがないことに気づく
途方に暮れるも 今日の一つのネタとして
じゃぁ このスロットに挟まってるカードは何だろう?
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冬の空

2007年12月26日 22時35分29秒 | 久遠
冬の空ほど綺麗なものはなく 雲は果てしなく澄んで
風は凛として冷たくて 吐き出した息が白く色づく
このまま変わらない空に ゆっくりと夜が近づいて
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花が告げる

2007年12月25日 22時36分41秒 | 久遠
暦よりも正確に季節を知らせる花
周りゆく年月に 忘れることなく咲き
いつとも知れぬ冬の色を ただそっとひらき
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それは空から降りてくる

2007年12月24日 22時00分53秒 | ことばのうみ
”めりーくりすます”
 そういってサンタクロースが空から降ってきます。それはトナカイのソリから落ちたとかそういうのではありません。ぶかぶかの服をパラシュートのように使いゆっくりと君たちの家に降りてきます。
 昔は煙突から入っていったようですが、”真っ黒になって大変だ”と言うことで最近は屋根に声をかけ、道を作ってもらってるとのこと。
「どうもこんばんわ。サンタです。ちょっと中に入れてもらえないかね。これじゃプレゼントが渡せなくってね」
 屋根が答えます。
「こんばんわ。お待ちしてました。寒い中毎年ありがとうございます。ささ、中へどうぞ」
 屋根の上ではこんな会話が繰り返されているのです。
 日本の場合は瓦たちがざわめき始め、鬼瓦の号令で屋根にササッとサンタクロース用の穴を開けるのです。サンタクロースは小さくお辞儀をして、さっきのように赤い服を広げゆっくりと入っていきます。

 今度は屋根裏で子供が寝ているか確認します。声を聞いて、まだ眠っていない場合はそのまま待ちます。ちらりちらりと時計を気にしながら子供たちが寝静まるのを待ちます。
 最近の子供は眠るのが遅くなったとサンタクロースは嘆きます。子供には夢を見る時間が必要なんだ。それは将来の夢もそう、夜見る夢もそう。夢の中でこそサンタクロースは本当のプレゼントを渡すことが出来る。形あるものでも、そうでなくても。
 やっと子供たちが寝静まった頃サンタクロースが動き出します。天井を何度かこんこんとたたきます。すると天井にもサンタクロースの道が現れるのです。これはすでに天井との約束でたたく回数や音の大きさなどで決められています。ここに詳しく書かなかったのは誰かが勝手に道を作ってしまわないようにです。
 すとんと部屋に入ったサンタクロースは静かに、足音を消して子供の枕元へ近づきます。
 サンタクロースは無償でプレゼントを配ってるように思われていますが、実は子供の寝顔が好きなのかも知れません。サンタクロースを夢見て眠る子供たちの顔はみんないい顔をしていると話してくれました。
 枕元の小さな靴下にはときどき欲しいものを書いた紙が入っていますが、あまりよくわからないときは喜びそうなものを置いてサンタクロースは帰ります。
 もし子供が起きてしまいそうなときは”めりーくりすます”とちいさくつぶやきます。そうすると子供は夢の中に戻っていきます。これはサンタクロースになるときの必須条件とのことです。

 プレゼントを配り終わったら赤い帽子の白いところを押して、空にいるトナカイたちに連絡を取ります。空の上で待っていたトナカイがロープを下ろしてくれるのでそれにつかまって空へと帰ります。その時に天井と屋根にお礼を言って穴と道を塞ぐことを忘れずに。手を振る瓦たちに見送られサンタクロースはまた次の家に向かいます。トナカイはサンタクロースを降ろすと、また別のサンタクロースの方へ駆けていきます。今年も屋根の上ではたくさんのサンタクロースがプレゼントを配っています。トナカイたちはせっせとサンタクロースたちを次の家に運びます。
 24日の夜には夜空をゆく飛行機の赤い光に混じってサンタクロースのソリがプレゼントを抱えて夜空を飛び回ってるそうです。

 冷たい夜の下で子供たちの寝顔を見つめながら


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めりーくりすます

2007年12月24日 21時19分45秒 | 久遠
そう サンタは空から降りてくるのです
更けていく夜に 屋根の上からこっそりと
空を行く赤い星々 その一つが確かにトナカイの明かりで
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めらめらと

2007年12月23日 23時06分26秒 | 久遠
めらめらと燃え上がる炎 キャンプファイヤーの光
熱い風が吹き上がり 散らばる火の粉は夜の星に
やまない音楽と 今年の終わりを見つめながら
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