みそみそ

今日はみその日
それではみなさまよいお年を～

もうすぐ

年の瀬の慌ただしさの中にゆっくりと
変わりゆく年と迎える年の境目で
いつもと同じ　少しだけ違う日々が始まり

明るい海

暮れていった日の光を残して　紅く
気がつけば夜が遠ざかっていくように
今なお明るい空　季節は本当の冬を迎えるようで

燃える

暖かな光は懐かしい香りをさせて
夜の中に浮かぶ時間は　ゆっくりと過ぎゆく
冷たい風の中でかざした手の温かさとともに

光

冷たい光は暮れていく空を染める
あわただしく過ぎて行く毎日が加速する
振り返るほどに　大きな時間と記憶の中に

始まる終わり

始まりと終わりを迎える準備
冷たい風は　過ぎゆく年を思わせ
新しい年　僕は何を目指すのだろう

夜の街

冷たい風に吹かれる夜の街は　淡い光に照らされて
家々を巡る赤い影と　世界を駆け抜ける小さな雪車（そり）
吐き出す息の白さと　降り落ちる星空の下で

空を見上げる

夜をゆくソリを探し　空を見上げる
消えていく雲のかけらと　過ぎ去っていく赤い光
ただ　どこかに本当の光があるようで

金の縁取り

金色に光る雲から漏れた夕日
冷たい風に流されていく雲の中で
昼と夜を入れ替える時間　寒さはもう一つ増して

白く変わる

白く変わる山の緑は　冷たい風に吹かれて
凍える街は　いつもと違う色を見つめ
はしゃぐ子供と　喜べない大人との間で