雨上がりの午後

雨上がりの午後　向こうに青い空
磨き抜かれた爽やかな風　陽はもう傾いている
黒い雲の下で　ふと立ち止まる時間

あの道も

あの道ももうすぐ繋がるんだろう
いつのまにか伸びてきている
僕らの知らないところで　世界は動いているようで

あの道も

いつの間にか伸びてきていたあの道
もうすぐ繋がるんだろう
難しいことはよくわかんない　便利は便利でいいんでないかい？

昨日洗車したんだ

昨日洗車して窓もついでに拭いてあったんだ
朝乗ろうとしたら　窓にきらきらひかるものがあったんだ
黄砂なのか花粉なのかは知らない　だから昨日洗車したんだって！

ひじき

ふと見ればほしてあるひじき　あぁこんな時期なんだね
雲の広がった暖かな夕方
磯のかおりと　スタスタと歩く猫を眺めながら

いつのまにか

いつのまにか夜になってた
雨が降って止んで　また降ったあとのような
そんな帰り道の道の駅でのヒトコマ

今年も咲いた！

いつも心配なんだ　もう幹は苔むして朽ちてるところもある
子供の頃から見てきた庭の梅の木
花をつけるのが不思議なくらい　だからこそ喜びも大きくて

空

冬を忘れ春を待つ気分
暖かな空もゆっくりと夜の色へ
だんだんと　だんだんと　たんだんと

梅

春の足音はこんな所にも
少しだけ冷たさの残る暖かな空の下
白く咲き乱れて　花の香りに街はつつまれて

雲

伸びていく飛行機雲　空を二つに分ける
蜘蛛の糸のように切れることなくずっとそこに
手を伸ばしても届かない　屋根に登ればあるいは
屋根がダメなら山がある　空に挑まない理由は何も無い