夜と月

夜があるから月がきれいなのか
月があるから夜がきれいなのか
そこにあるものをそのままに　当たり前の景色こそ本当の景色

夕風景

見つけたときこそシャッターチャンス
景色は同じでも　見えるものは全然違う
今ここにいる奇跡　出会うことも分かれることも
もしかしたら必然

振り返るたびに

振り返るたび夏は短くなっていく
立ち止まる余裕さえ見え隠れする今日この頃
肌で感じるのは秋の風　時々湿った風に夏の思い出

カエル発見

ふと目をこらせば　葉っぱの上にカエル発見
終わりゆく夏を見ないように　目を背ける
聞こえる秋の足音に　そっと目を閉じ耳をふさぐ

うみのけしき

海の景色はどこも違う
当たり前ではあるけれど　ここでしか見られない景色
またこの景色に出会えたことに感謝　また一つ日を数え

えくすとらすてーじ

あぁぁだめぇ　待って！　まだお湯も入れてないのに
そそんな　気持ちは分かるけど。ねね　今はまだダメなの
ほ、ほら書いてあるじゃない”熱湯を注ぐ前はうまくはがれません”って

だからダメだって・・・　あぁれー・・・

・・・・・・うまかったぜ（やっぱり言わなきゃならんのか）

あさがお

少し疲れ気味の朝顔
日に日に涼しくなっていく夏の日
秋が駆け足で　過ぎる季節をとどめることなんて出来なくて

月沈む

月沈む夏の夕暮れ
風は湿度を削りさらさらと乾いて心地よく
通り過ぎるのは　夏の幻
誰が望む夏の終わり　夏は月とともにゆっくりと沈んで

にっこり

こんなところに　にっこり発見！
過ぎゆく夏の香りに　秋の足音が聞こえる
夏の終わり　こうやって笑って終われたらいいな

どこにでもある

どこにでもある夕焼けも　今日のこの日しか見られない
明日になれば又違う景色　日の色さえ変わってしまう
飽きずに撮り続ける毎日　変わらぬ世界の中で季節は日々変わり続ける