むはっ

あれ？　31日って無かったっけ？
もう明日から師走だってさ　そりゃ先生も走るさ
早いなぁ　もう少し時間くれてもいいのにさ

スミレ

紫色で5枚の花　カタバミかと思ってしまった
葉っぱが細いから調べていたらスミレの花だった
花だけ見ても見分けがつかない　まだまだ勉強が足りないらしい

空には

空には太陽があるはずなのに　雲のせいで薄ぼんやり
薄い雲は寒々しくて　困ったことに今日も暗い
暗いと気持ちが盛り上がらない　あぁすっきりと晴れないかな

鹿だから仕方ないとか

鹿だから仕方ないとか　そんな洒落言ってる場合じゃない
せっかく膨らんできたアロエの花がかじられてた
鹿たちとの共存は難しい　何度涙を飲んだことか

いつもカメラはポケットに

どんな景色があってもすぐに撮れるように　いつもカメラはポケット
だからホコリも入るし　ぶつければ壊れかねない
消耗品と割り切りつつも　滅多なことでは買い換えない
とはいえホコリの影が映り込む絵はちょっと悲しい

いつからここにいたんだ？

仕事が一段落　ふと見ればカエルが一匹
最近の寒さで凍えるように　ぺたりと張り付き動かない
だけど昼間の日差しを浴びれたのか　いつの間にか居なくなっていた

ススキのはえる青い空

海の音を聞きながら　釣り糸を垂れる
暖かな風はすっきりとした乾いた空気
青い空の下でススキがざわめいていて

花の咲く前

花の咲く前　色づき始めたつぼみ
緑の分厚い葉っぱに囲まれて
いつか白い花を咲かせる　もう少しだけ待ってみよう

青い時間

一番静かで　一番何もない時間
少し前でも少し後でも見られない時間
車を止めて外に出るほどに　青い時間はゆっくりと過ぎていく

ヒメヤママユ

玄関に葉っぱが落ちてる！　そう思ったときにはカメラを構えていた
朝の冷たい凛とした空気の中で
しなやかでふわふわとして　幼虫とは違う優しい存在感

撮影：三重県紀北町　ヒメヤママユ