雲覆う

向こうから近づく雲が街を覆う
こんな晴れた空の雲だから油断していると　いつの間にか雨
晴れるはずの空を見上げては　一つ二つため息

雨に濡れて

今年は雪が少なかった　と街の声
暖かな寒さと　降らない雪
誰が暦を教えることもなく　咲く花には春の香り

終わらない

ぱたぱたと積んでいった本たちの整理
本だけがやたらと増えておくところに困る日常
さてどこに置こうか　本はもう一組くらいあるんだけど

もちべーしょん

ふと気がつけば久遠に差がついている
気合いの入った日と入って無い日
ただの日々だからいいのかも知れないけれど　少しそれでは物足りない
上を目指せば足下をすくわれ　下を向けば地面しか見えず
まだ　旅の途中

きぐるみ

ふと気がついてしまった　”肌に直接貼らないでください”
でもこのアザラシ？　は直接貼ってるではないか
どうやら中に人が入ってるみたいですね

駄文

あいたたたたた せっかく携帯から更新しようとポチポチ打ってたのに間違って消しちまった…
「元に戻すボタン」がほしいです…（涙
というわけで書き直すのもかったるいので内容だけ置いておきます

ハイターは素手でさわってると指が溶けかねない

といった内容です。指先がヒリヒリしておる次第です
というわけでもう寝ます

さぁこれから

さぁこれから春だ　新芽出さなきゃ
トゲトゲの幹は　人から身を守るために
人が見つける春の味覚と　それを阻止せんとするタラの木の攻防

人のいない

夏から長く　夏まで長く
まだ人のいない海水浴場は　波が打ち寄せるだけ
ただ白い砂と　風が吹くだけ

きいろ

花が色を付け始めて　静かに春の香り
まだあやふやな季節の境も　日の光は暖かに
花の咲く音が聞こえ　去りゆく冬を惜しむように

今日の海

昨日見た龍の道　今日はどこまでも荒れて
白波打ち寄せる音と　砕け散った潮の香り
空はただ雲ばかり　不気味なほどにうねる海