さようなら8月

あぁ長かった８月が終わる
もう何がなんだかわからない　いろいろなことがあった気がする
明日は９月１日　久遠を始めて10年が経とうとしている

奴らは

奴らは決して野生を忘れない　多少近づいても逃げないが距離を測っている
だからあと一歩近づけば逃げていく　草を食べる時だって視線はずっとこっちを見ている
もしゃもしゃと口を動かしながら　今日もポロポロと黒豆

船

赤く染まった海の上に船が一隻浮かんでいた
波の音は穏やかで　少しだけ蒸し暑い空気
降りてくる夜の帳は　静かに街を飲み込んでいきます

車を止めて

車を止めて見上げた空は茜色
何の変哲もないいつもの景色は　初めての空になりました
立ち止まらなければ見えなこともある　そして夜がやってきます

ときどき

ときどき　ろくでもない写真を撮ってしまう
こんなんでいいのかなと思いつつも　カメラを向ける
外はまるで秋の風　涼しくて空が高い

夏の夏休み

おかしいな　何でこんなに寒いんだろう
まだ夏だよね　朝が涼しいって言ったってこれはないだろう？
そろそろ晴れ続けてるのも疲れたのかな　夏の夏休みかな

朱

昼ごろまでしとしとと降っていた雨はいつの間にか上がった
遠く過ぎゆく雲は　はっと気づけば朱く色づいていた
風の匂い　過ぎゆく夏を愛おしむように

ねこじゃらし

思った以上にこの夏は長い気がする
ただ　だんだんと山は降ってきている
色々とくたびれる　あぁ秋が待ち遠しい

ぼくらの牛乳

やっぱり牛乳といえばこれだね
だからこそこんな看板作っちゃったんだろうけど
案外好きだけどね　こういう無駄っぽい物もさ

うに

ふと旨いものが食べたくなった
スーパーで見つけた肉は七輪で焼いて　ウニはご飯の上へ
しまったご飯が足りない　もう一杯くらい軽く行けそうなそんなウニの味