おいしそう・・・

なんだかそこに美味しそうなみかんがあるんだけどなぁ
どうしても見えない壁に　はばまれるんだよなぁ
なんでかなぁ　こんな近くにあるのに

カガンボ

ぶーんと飛ぶわけでもなく　いつも気がつけばそこにいる
特に自分から動かないのだろうか　なるほど草食系だ
なんかこっち見てる　複眼にうつるカメラはどんなふうに見えるんだろうね

こんな花が咲いた

前に見たつぼみ　ふと見あげればこんな花が咲いていた
とはいってもなんて名前の花なんだろう
どこにだって不思議はある　それを見つけられる幸せ

参照：2011年08月21日

愛を語る

ふと見つけたチャバネセセリ　二頭並んで愛でも語っているんだろうか？
羽をクスクスとふるわせたり　そして優しく寄り添うように
だけどぷいっと居なくなる一頭　実らぬ恋ほど燃えるのかもね

質実剛健

大切な事は長く使える事　シンプルでかつ手入れのしやすい事
必要から生まれた形と　それを求める人の為に出来たもの
そこには歴史が刻まれ　それは思い出にかわる

みんみん

みーんみんみんにんみんみん
声はするけど姿は見えず　写真じゃ音まで撮れないからね
久しぶりの晴天　強い光がセミに力を与えて

青の時間

久しぶりの休日をゴロゴロと寝て過ごす
目覚めた先には青く色づいた街の姿
通り過ぎていく列車の音　柔らかな風は雨に磨かれて

シルエット

シルエットだけでカマキリとわかる特徴的な体
他の虫にはない大きなカマと　三角の顔
必要から生まれた姿　それは捕食者の証

生きるため生き残るため

ここでアブを助ければ蜘蛛が納得しない　だけどアブは生き延びることができる
食事を取り上げられた蜘蛛は　お腹が減って死んでしまうかもしれない
何が正しくて何が間違っているかなんて　きっと誰にもわからないんだ
ただそこで起きていることは　どちらも生きることに必死だということ

電線と夕焼け

どこまでもつながる電線　空はその上にある
雨が降ったあとに　見え始めた青い空
風は少しだけ湿って　踏みしめた夏の香り