久遠の絃

-くおんのいと-
since 2003/9/1
キレイな写真なんていらない。もっと本当の姿が見たい

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冬の空は

2007年12月16日 22時43分16秒 | 久遠
冬の空はどこまでも澄んで 乾いた雲が切れ切れに
傾いた今日の陽がこの空を照らして 夜を呼び入れる
吸い込まれていく光に 星たちが顔をのぞかせて
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ぼくのちず

2007年12月16日 22時25分32秒 | ことばのうみ
 地図を持たずに旅に出よう。この道行く先に何があってもかまわない。
 迷ったって歩いてさえいればどこかの道にたどり着くんだろうと思う。今探したって見つからない道こそ本当の道なのかもしれない。

 何も難しいことはない。ただ歩いていく。それだけでいい。振り返ればそこが道で足が地面をとらえる限り道は続いていく。
 夢なんてものは曖昧で目的地なんてあって無いようなものなのかもしれない。歩き続ける限り遠回りしても目的地はだんだんと近づいてくる。歩みを止めれば遠ざかる。
 迷い道こそ本当の道。ここで知ったことは明日の糧となる。何も知らずにたどり着けばとまどいから歩みを止めることもあるだろう。歩き続ける今、見て知ったものを大切にもっと遠くへ誰も知らない場所へ行きたいと願う。

 夜が来たなら眠ればいい。また朝がくるから。そのときまた歩き出せばそれでいい。眠り見る夢は、いつかの記憶。あの日誓った夢の記憶。誰にも話すことなく抱いたままに歩き出したあの日。誰にもじゃまされない僕だけの道。
 眠りの中でたどり着く場所を探す。ずっとずっと探し続けていた場所。たどり着いてしまえばそこはもう通過点でしかない。もっともっとその先へ。

 眠り見る夢には終わりがあって、起きてみる夢には終わりはない。日々歩くのみ。
 ただ眠り見る夢の先にはまた新しい明日が待っていて


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