きっと

きっとここからの朝日は素敵なんだろうな
いろんな都合を理由に　朝早くなんて登ったことがない
来年の初日の出は　さてどこへ撮りに行こうかな

浜

子供の頃に遊んでいた浜も　めっきりと人がいなくなった
いくつかの船が並び　ウィンチに使う発動機のエンジンが時々響いていた
変わっていしまったのは場所なのか人なのか　世界なのかもしれないね

中秋の名月

からりと乾いた風の中に　月がひとつだけ浮かんでいた
月の光が海を照らして　キラキラと輝いていた
立ち止まって見上げた空は　いつもより明るいようで

アオバハゴロモ

カメラを向けると嫌がるように　よちよちと歩く
ミカンなんかには害虫と呼ばれるようだけど
ふと一匹だけ見てるのは　案外面白いものがある

朝顔

季節が変わるのはいつも突然で　夏を名残惜しむような朝顔
バタバタと過ぎていった夏休みは　何をしていたのかさえ覚えがない
暦と季節の花に　やっと教えてもらってたところなのにね

彼岸花

誰に聞いたわけでもなく　誰に言われたわけでもなく
暦を読むわけでもなく　ただ当たり前のようにそこに咲く
季節はこの花によって　秋へと変わっていくようだ

今日も雨

面白みのない雨は嫌いで　見上げてみてもずっと雨
いっその事暴風雨であれば　少し楽しいかもしれない
しとしとと降りつつ時折強く　秋の青空が欲しいものだね

今日も雨

面白みのない雨は嫌いで　見上げてみてもずっと雨
いっその事暴風雨であれば　少し楽しいかもしれない
しとしとと降りつつ時折強く　秋の青空が欲しいものだね

金木犀

何気なく通り過ぎていく日常　当たり前のように香る金木犀
優しさに気づかず振り向くことのない日々
きっとそこにあるはずなのに　小さな花は立ち止まらなければ見つからないようで

えくすとらすてーじ

このマークを靴につけておいたら
”ナイキ”って言い張れるのかな……
（分かる人にだけわかればいい）