『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

馬鹿親の『破壊王』

2008年09月03日 | Weblog
我家の娘は、ゲーム狂。
ゲーム狂にしてしまったのは、親である自分にも責任がある。
我家の長女は、未熟児で生まれたせいもあって体が小さく、
アレルギー性鼻炎を患っていて、いつも鼻が詰まっている状態だった。
それが理由で、小学校で言われ無き差別と虐めに遭ってきた。
その頃の手書きの常用日記に、そんな事について
怒りをこめて書いた日もあった。

特に同性の女の子には爪弾きにされて、友達と呼べる子は
卒業するまで殆ど居なかった。
そんな訳で、家に居て一人で遊ぶ事が多く、そんな子供の遊び道具として
親戚の玩具屋さんから貰った、ゲームボーイを与えたのが始まり。
ゲームボーイも白黒のものから始まって、ゲームボーイカラー、
ゲームボーイアドバンス、そして今や任天堂DS。
長女だけでは不公平なので次女にも買い与えて、我家はゲームの山。
DSに至っては、嫁さんまで買って我家でゲームをやらないのは僕だけ。

何と長女は、ゲームの説明書を隅から全部読んで内容を理解してからやるので
あっという間にゲームの達人になってしまった。
そんな事もあって、たまに遊びに誘われるのは男の子。
ところがどんなゲームでも、長女に勝てる子が居なくて、男の子としては
女の子に負けるのが嫌で、そのうち誘われなくなってしまった。

家で遊ぶのも家族でゲームをするのが楽しみになって、任天堂の戦略に
まんまと嵌ってしまった馬鹿親が僕。
任天堂64、ゲームキューブ、そしてWiI・・・・・
家族全員のコントローラーがあって、正月はゲームをやっていた次期もあった。

ところが、中学校に入ってもゲーム熱は加熱するばかり。
当然、宿題や提出物をやらなくなったり、親の目を盗んではゲームを
やるようになって、宿題は無いと言ってウソをつくようになった。

頭に来た僕は、買ったばかりのゲームボーイカラーを子供の目の前で
全て破壊した事がある。(この時は後で買ってやったのだが高くついた)。
そのお陰で、家では嫁さんにまで『破壊王』と呼ばれるようになった。
それで一旦は、治まったゲーム熱もいつの間にか元に戻る。

高校受験を控えた時期でもそうだったので、今度は家中のゲーム機を
全て僕の部屋の箪笥の上に隠して、子供には「会社に持って行っちゃった」と
嘘をついて諦めさせた。
次女は破壊王に恐れをなして、宿題はきちんとやっていたのに、
馬鹿なお姉ちゃんの煽りを喰らって、ゲームが出来なくなっちゃった。
そういう意味では不公平だが、ゲーム狂がゲームを見ると妹から取り上げて
喧嘩になるので、煩わしいから言われなき『連帯責任』として済ませた。

高校生になって、ゲームを開放したら今度は夏休みの課題を全くやっていない。
夏休みは遊ぶためにあるのだから、やる事は毎日少しずつやれば
遊びもゲームも、文句は言わないよと言って認めていたのに・・・・・
会社で『ゲーマー』『ゲーム脳』と陰で言われていて、
そんな調子だから女っ気も無くて、最近では通り魔みたいな目で見られ
若手の間で馬鹿にされている男の事が思い出されて不快になる。

そして僕は今日、
『理由の如何を問わず俺の目の前でゲーム禁止』と宣言をしました。
そして見つけたら即、破壊するとも宣言。
金の問題じゃないのです。
ゲームなんて、何も生み出さないのが嫌なのです。
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