『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

台本が来ました♪

2014年11月12日 | Weblog

劇団の座長から、メールで台本が送られてきました。
長年に渡って公演をして来た『青山円形劇場』が本年一杯で閉館になるのを受けて、
来年の公演は、池袋にある『東京芸術劇場・シアターウェスト』で、
4月25日(土)26日(日)の両日、昼・夜の計4回の公演になります。

今までは円形劇場と言う事もあって、舞台は横からも見えたのでしたが、
芸術劇場は、舞台、客席の可動床により多彩な舞台表現が可能な多目的ホールで
いわゆるプロセニアム形式の『額縁舞台』なので、今までとは勝手が違う。

今までは、ただ突っ立って自分の台詞の順番を待つ人が多かったんだけれど、
円形劇場だから、どの席に座っても前から10番目くらいの距離のために、
舞台の奥に居てもお客さんから見え、台詞もそこそこ聞こえたため・・・・

これがプロセニアム形式の舞台になると、奥行きも計算に入れて立ち位置を変えながら
客席の最後列まで届く声で、台詞を言う必要がある。
それに加えて、只でさえ芝居がヘタクソなうえに、劇団員はどんどん高齢化して、
口の悪い友人が『老人ホームの学芸会』と揶揄するほど、芝居のテンポも遅く、
内部に居る僕が見ても『爺さん』『婆さん』の集団になってしまっている。

とは言え、この劇団のような活動を誰でもできるのかと言うとそうじゃない。
そいうったプライドを持って堂々とやればいいと思ってます。

さて、今回の台本。タイトルは『幸せの値段』。
台本を見て、今年もまたガッカリ・・・・
今回も、独りで唄わせて貰えなかった・・・・・もう、これは諦めるしかなさそうですね。

台本は一回ざっと目を通して、風呂に入った後にゆっくりと目を通しました。
2時間の芝居の台本だから、普通に読めば1時間もかからない。
だから毎日1回は必ず読んで、稽古に臨むようにしてるんだけれど、
そんな簡単な事もやらない人が意外と多いんだよなぁ……

芝居は今年の公演『帰って来たあいつ』のような、男4人のグループが中心の話。
僕が見ても女性陣の芝居は、僕が参加した10年前に比べると高齢化が芝居に現れているけれど、
それに比べると男性陣の芝居は、意外と10年前から変わっていない。
動きだって、実年齢からは想像出来ないほど若々しい。
そんな事もあって、芝居の中心になる主役を女性から『男性陣』に変えた気がする。

今回の舞台は、ニューヨークにある小さなホテル。
初老から長老のポーカー仲間の男性4人がそこに長期滞在していて、半ばアパート化して居る。
長老が、人生の最後に何かあっと驚くような事をやりたいと言い出して
それを聞いた男たちが、何やら怪しい計画を企てる・・・・・と言ったところですね。

座長が今の僕の心境を知ってのことか?
座長がの翻訳した台本の台詞の中に、ちょっとグッとくる台詞が僕に用意されている。
台本を読んでいて、涙が出て来そうになったその台詞。
しっかり役作りをして、心の底から届く台詞にしたいですね。

今月の23日から年内は5回ほど稽古して、年明けから本格的な稽古になるのかな?
忙しく、悩ましく、憂鬱で、楽しみな週末がまた始まります。

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