『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

『設計遺書』

2014年11月11日 | Weblog

最近、会社での日課というと書き物かな?
と言っても、小説を書いているわけじゃ有りません。
やることが無いから、若い頃から積み上げてきた経験や知識を、
文章にして残してます。
これは後輩のためでも、会社の為でもない。
あくまで自分がやってきた仕事のノウハウを記録したもの。
題して『設計遺書』。

こんな事をやるようじゃ、先が見えてるなって・・・
実際そうだから、仕方が無い。
でも、改めて書き始めると色々なことをやってきたんだなぁって
自分がちょっと誇らしく感じたりする。
傍から見たら、技術資料をつくっているから「仕事」に見えるんだろうな。
でも、絶対にこれは誰にも見せる気はない。
これだけ、無視されてコケにされて居る組織なんかのために
誰が、教えるものか・・・・・
書き終えたら、PDFファイルにして元のファイルは消去しちゃう。

若い頃に設計した、まだ駆け出しの頃の手書きの技術資料を書き直したり、
製品にする時の改良点などが、意外と記録になって残ってる。
まだ、2割も書いていないけど、書き終えたらかなりの量になりそう。

誰もやったことが無い仕事にチャレンジした時のノウハウを
もう一度思い出しながら、文章に書くのっていうのは楽しい。
手書きの頃の資料に書かれている図を、今のお絵かきソフトで描くと
あっという間に描きあがっちゃうから、凄い時代になったなぁと感じたり。

逆に、こんなにツールが揃っているのに、技術資料や報告書一つ、
まともにかけない連中ばかりなのも、不思議に思えてきたり・・・・

サンプルに3万ボルトの電圧をかけて、5アンペアの電流を流して
赤熱させて、紫外線当てた時に飛び出してくる、表面の電子を
顕微鏡で像にした装置の開発が、圧巻だったかな?

普通に放電しちゃうから、電流を流す電源がそのたびに壊れていた。
『放電しないように作るんじゃなく、放電するものとして壊れなくするしかない』
と言われて、その対策だけのために半年を費やした仕事。
最後は、基本的な電気理論が解決につながったのも、記憶に残っている点かな?
その頃から、基礎こそ大事だって思うようになった気がする。

そして、それが完成した時には、僕のステータスが上がっていた。
それも嬉しかったことかな?

超高圧電源は、電源を作ったときに書いた技術資料があるので、
裏話や付帯実験の話を、書いてみようかと思っている。

仕事の振りして、遊んでいる感じ。
そんな感じで気持ちに余裕が出てきたら、不眠症も治るでしょう。
『目障りなハエ』どもは、相変わらず僕の周りを飛んでいるけどね・・・・

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