『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

動き始めた『プロジェクト』

2017年07月25日 | Weblog

昨日の晩に『東北復興プロジェクト・The North Journey』
facebook:THE NORTH JOURNEY
ブログ:The North Journey
の主宰者であり、市川真間にあるライブハウス『アルマナックハウス』のオーナー、
鈴木輝雄氏から電話があった。

実は去年に続いて、今年も『The North Journey』に参加するつもりでは居るのだけれど
今までは相方と二人の『Charlie&UG』というデュオで参加していたものの、
毎年のように『自分の中での違和感』を感じていたのです。

その『違和感』というのは、東北まで出かけて東京の人間が楽しんで
地元の人たちは、ほとんど興味を示さなかった事。
それでも、東北に目を向けて、地元にお金を落とし、わずかながらも寄付をして
何もしないで居るよりは、よほど素晴らしいとは思っていた。

でも『自分の中での違和感』はちょっと違う。
震災が起きた年の1月下旬に、僕の母親がこの世を去った。
ずっと面倒を看てきたけれど、結局は一人暮らしのままだった。
実家から離れるのを嫌がったので、僕が近くに引っ越すしかなく、
そういう物件も見つからないまま、時間が過ぎてしまった。

亡くなる3か月前に、豪州から姉貴が帰国して看病してくれたので
寂しい思いをさせながらの最後ではなかった。
母が亡くなって6年になると言うのに、今でも何処かに後悔みたいなものが
僕の心の中に残っている。

そしてその1か月半後に起きた東北大震災。
被災して家を失ったお年寄りが、仮設住宅に移り住んで生活している姿を見て
僕は何とも言えない気持ちになった。

それから東北へ行くたびに、そういうお年寄りに何かをしてあげたい・・・・
そう思っていたのですが、なかなかきっかけが掴めなかった。

そんな中、今年の劇団公演で、劇団の年寄りたちのエネルギーや
彼らにしか伝えられないメッセージを、強く感じた。
そう感じていたのは、僕だけじゃなく音楽担当であり、音楽療法士でもある
大塚彩子先生も、同じだった。

その先生が企画したプロジェクト『今が最高!』に参加して、CDの製作にはじまり
プロモーションビデオを作った時点で、僕の頭の中で『これだ!』と言うものが浮かんできた。

大塚先生の承諾を得て、そのダンスを大船渡のバアチャンたちに教えて
ロックの演奏に合わせて、体を動かして元気になってもらおうと・・・・

早速、鈴木氏に相談して『お前ひとりで企画してやるならOK』と承諾を得て、
先週はその下準備で東北まで出かけてきたというわけです。

題して『谷中プロジェクト』。
メイン会場での時間を貰って、地元のバンドの協力を得て、
仮設住宅の世話人に協力してもらって、バアチャン達を集める。

今月末に再び東北へ行き、打ち合わせを兼ねてライブを見てくる。
9月、10月にも一回ずつ出向く予定。
上手く行かなくても構わない。
失うものなんか最初からないのだから…

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