軒下日記

乗り物好きの不定期日記。自分の知識、技量と現実がマッチした時の爽快感は心地いいものです。よね?

パリの自転車

2006-02-21 07:10:10 | サイクリング
フランスはイタリア、イギリスと同様に自転車もそれぞれ発展の歴史が有ります
今、街角で見かけるのは、日本と同じで ATB、ATBモドキ、ヨーロッパらしいのは、
所謂小粋な軽快車、これはかなり洒落ている
さて写真の自転車は メトロ入り口の柵に駐輪してあったのですが 良く見ると・・
ハンドルステムにはピナレロ(イタリー)の刻印があり、3T製、ハンドルバーも3T製
さらにフリクション式のシフトレバーはカンパニョロ、レコードらしい、さらにじとりと見ると、リアデレーラはこれまたカンパレコード、なんとクランク、チェインホイルもなんとカンパレコード、サドルはチネリのユニカ?、けっこうコレクターズアイテム満載なロードレーサであります。
しかし、フレームサイズが580~600あるのに大して ステムが100ミリ程度ですから
ちょっと短い・・・・・
うーんなんとなく寄せ集め的な雰囲気がビシビシ伝わってきます。
そうなんです、1970年代までの自転車は、規格さえ合えば、どこのメーカでも
組み立てることが出来て、オーナーの好み、予算に応じて、好きなように
出来たのであります。(まあ写真の自転車はカンパレコード主体ですが)
今はステム1つとっても、サイズやら型式があり互換性に乏しく、ギヤクランク変速機などは、同一同シリーズが原則だったりします。

ああ 言っておきますが、私はリアルクラッシクサイクルは現在殆ど興味ありません
私はサイクリングを始めた1970年代半ばにたくさん味わったのでもうお腹一杯です、記念にはじめて買ったカンパのレコードは今でも大事に持っているけど、それだけでいいです。 スポーツ用自転車は新しほうが、良いです。でも軽快車は古き良き佇まいがいいかな~