京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




石塀小路の一画にひっそりと佇む喫茶「いし塀」さん
石段を上ると格子戸の奥に玄関があり普通の民家の様な造りですが
中に入ると、どこか懐かしい感じのする喫茶店。
物腰の柔らかいお店の方と坪庭が見える静かな店内は落ち着いた雰囲気
  
”祇園さんのお水で珈琲を入れてます”ということで今回は紅茶を頂きましたが美味しい!
添えられた「雪渓」というお菓子はお砂糖と寒天、卵白でできたもの
和風メレンゲの様な味わいで紅茶と頂くと妙~に美味しい!珈琲にも合うんだろうな~
何だかゆっくり癒される感じの喫茶店、散策途中に寄るにもお勧めです。

因みに、バナナジュースも美味しかったです



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「京都霊山護国神社」(りょうぜんごこくじんじゃ)坂本龍馬のお墓の辺りから見る京都市外地の景色
明治元年、明治維新の実現のために倒れた志士 たちの霊を慰めるため
天皇の発案により創建された神社で志士1043名の霊(みたま)が祀られています。

特に有名なのが坂本龍馬と中岡慎太郎

神社で参拝を済ませ入山料(大人300円)を払い明治維新史跡ゾーンへ入り
急な坂道を上って行くと、やがて石造鳥居の奥に2人のお墓が並んでいます。

お墓は市外地に向かって立てられていて
そこから眺める景色は八坂の塔を手前に、所々に見える寺社の屋根
京都らしい美しい町並みの風景が広がっています。
  
倒幕について話し合い集まったとされる翆紅館跡



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昨日の「若一神社」さんから車で約5分程の所にある小川珈琲さんの本社
隣接する本店カフェはガラス張りの明るい店内が気持ち良い開放的なスペースで
珈琲と共にランチやスイーツなどが楽しめます(1階右奥が喫煙席、左側と2階が禁煙席)
  
シェフのきまぐれランチ(1300円)はエビフライやドリア、サンドイッチなどがのったワンプレート

パスタランチ(1000円)はパスタ2種類の中から選べるメニューで珈琲等のドリンク付!
  
この日は明太子とミートソースのパスタ

ランチ+300円でケーキがオーダーできます。
抹茶を使ったケ極とマロンムースのケーキ、どちらも美味しい
珈琲もさることながらケーキが美味しい小川珈琲さん
本店カフェの他に三条店など京都には12店舗あります(年中無休が多く便利)
  
若一神社(にゃくいちじんじゃ)さんからは歩くと西大路通を北へ約15分
花屋町通交差点を左(西)へ約5分”にゃくいちきろ”(約1km)です



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西大路の「若一神社」(にゃくいちじんじゃ)、地元では”にゃくいっつぁん”と呼ばれ親しまれています。
この辺りには平清盛の邸宅があったとされ熊野詣の御告げにより
地中から見つけた御神体をお祀りしたのが始まりと伝わっています。
  
神社を創建した翌年、清盛は太政大臣に任じられ
その時に手植えされた樹齢800年の楠が御神木となり
清盛公の出世にあやかり開運出世にご利益があるとされています。
  
鳥居をくぐるとすぐ右側には清盛の石像が立ち
他にも弁財天や末社などが祀られ清盛の病気を治したという御神水などがあり
小ぢんまりとしていますがなんとなくパワーを感じる所で
実際、楠の大木に手をあててエネルギーをもらう人もいるそうです。
今年の干支辰のかわいいおみくじ

御守りも色々あり開運出世ストラップなんていうのもありました~
  
この神社を訪ねてみると面白いのはその一角だけ歩道の真ん中にこんもりと木が生い茂り
歩道を挟んで左右に境内地が分かれ、しかも片方の楠木社は道路から飛び出した形になっています。
この楠木を切るとたたりがあるとされ市電を通す時に避けたため、その名残なのだそうです。
(昨日のNHK歴史秘話ヒストリアでもやってましたね)

JR西大路から徒歩5分今回は車で行きました駐車場は自家用車4台分あるそうですが
探しましたが見当たりませんでした~



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高級感のある赤い箱に入った珍しい生八ッ橋
創業文化2年「井筒八ッ橋本舗」さんの「益壽糖」(えきじゅとう)
江戸中期に仙菓として全国に伝えられた京菓子を復刻したもので
元々は滋養菓子として和漢薬商によって頒布されていたそうです。
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餅粉のほかに蜂蜜、高麗人参、霊芝、クコ、桂皮、なつめ、などの和漢成分が使われ
見た目の色もやや濃いめで漢方っぽく、味もほのかな漢方薬の様な香りがします。
まわりに和三盆糖がかけられいるので食べてみると普通の八ッ橋よりもやや甘め
1袋に3枚入って6袋で1260円(12袋2560円、18袋3780円もあります)
高級生八ッ橋といったところかもしれません(味もそんな感じ)日保ちは約40日
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井筒八ッ橋さんのどの店舗でも売られているわけではなく
祇園本店の他は嵯峨野店、京都駅近くではホテルグランビア売店でも購入できます。
販売個数が限られている為、品切れになっていることもありますが
普通の八ッ橋と違い高級感があるのでお土産等に珍しいかもしれません。
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京都では「かぎや秋政」さんや彦根の「しげ重」さんでも
「益壽糖」というお菓子を出されているのでそれぞれに違った味わいがありそうです。


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大河ドラマ「平清盛」面白くなりそうですね。子役にまえだまえだ兄弟が出ているところがちょっとウケました
「六波羅蜜寺」が通称”ろくはらさん”ならば、こちらは”ろくどうさん”といったところで「六道珍皇寺」
小野小町の祖父、小野篁(おののたかむら)が冥土とこの世を行き来したという有名な井戸がある所です。
平清盛と直接関係のあるお寺というわけではありませんが清盛が死去した後に
この辺りで荼毘に付されたのではないかと伝わっているそうです。
寺紋は源氏と同じ笹龍胆(ささりんどう)ですが清盛の祖父、正盛が寺領を借り受けていたともいわれているそうです。



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今年のNHK大河ドラマは「平清盛」ということで京都でも縁の寺社などが注目を浴びそうです。
東山の「六波羅蜜寺」は平安中期、空也により開かれた道場を由来とするお寺で通称”ろくはらさん”とも呼ばれ
平清盛の祖父、正盛が寺院の近くに邸宅を構えたことから
かつてはこの辺り一帯に5200もの平家の屋敷が建ち並んでいたそうです。
ドラマを見つつ、周辺を改めて歩いてみるのも面白いかもしれません

清盛も若い頃はこの辺りで過ごしたとされることから境内には供養等が建てられています。
(遺品などが納められていたそうですが都が移される時に持ち出されたとされ現在は塚のみ)
以前は囲いなど無く石塚だけでしたが昨年、歌舞伎役者の坂東玉三郎さんにより
お隣にある阿古屋塚と共に周辺が整備され綺麗になっています(京都新聞記事
本堂裏側にある宝物館には空也上人像立像や平清盛坐像などを所蔵
どちらも教科書などで見たことのある有名なもので重要文化財指定
実際に見てみると像は以外に小さく感じますが
お経を手にした重厚な清盛像と空也上人の口から発せられる6体の阿弥陀仏が見事!
  
境内はさほど広いというわけではなく小ぢんまりとしていますが弁天様が祀られたた弁天堂では
お正月の三元日に吉祥稲穂授与があり皇服茶(大福茶)などもふるまわれ沢山の人で賑わっていました。
奥には銭洗い弁天様もお祀りされています。

西国17番霊場ご本尊の十一面観世音菩薩、今年の御開帳は11月3日~12月5日の33日間
石の間から飛び出したような形がかわいい手水舎の龍
  



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八坂神社の本殿東側、美容水でお馴染みの美御前社の並び(右端)にある「忠盛灯篭」
平家物語の逸話にも出て来るもので、平清盛の父、平忠盛が白河法皇にお供した際に
法皇が鬼のような怪しい光を見たのでそれを退治するように命じたところ
忠盛はそれは燈篭に火を灯していた社僧だと見分けたそうで、思慮深さに人々は関心し
冷静沈着な判断は白河法皇の信頼を得たとも言われました。
この燈篭はその時のものだと伝わっているそうです。
元々は正門にあたる下河原側の南楼門の外にあったそうですが後にこの場所に移されたようです。



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京都の街で見かけたお正月らしい風景色々、注連縄や松飾も様々です。
  
京つけもの屋さんの前に積み上げられる千枚漬け用のかぶら

店先のピンクと白のかわいい花餅。芸舞妓ちゃん達に送られる縁起物「福玉」には干支に因んだ物が入っています。
  
七福神の香りの置物。お正月用の風格ある暖簾がかかる老舗旅館
  
二段の注連縄がお見事!

  



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清水寺境内北側にある、えんむすびの神様で有名な「地主神社」(じしゅじんじゃ)さん
恋愛成就にご利益があるとして、いつも沢山のカップルや若い人達で賑わっています。
  
恋うらないの石や人形お祓いなどは人気ですが本殿や拝殿の建物は重要文化財の立派なもので
境内地そのものが重文に指定され世界文化遺産にも登録されています。
今年は辰年ということでここにも龍に因んだものがあります。
石段を上り境内左手の御守り授与所の拝殿天井に描かれる狩野元信筆による見事な丸竜

音羽の水を飲むために夜ごと天井を抜け出したことが恐れられ
目を釘で打ち抜かれたという伝説もあるそうで
どの方向かも睨んで見えることから「八方にらみの竜」と言われているそうです。
京都には鳴き龍やにらみ龍などあちこちにありますが
地主神社さんのこの龍図は御守りを授与する時に
気を付けて見ないと気づかずに通り過ぎてしまいそうですので
行かれる際はちらっと天井の方も見てみて下さい。



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