京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




京都では建仁寺の塔頭寺院「霊源院」が特別公開されています。
今年の『京の冬の旅』で初公開されたお寺ですが甘茶の花が咲く時期に再び拝観できることになりました。

ヤマアジサイの一種の甘茶の花は鮮やかなブルーが美しく
山門を入るとすぐに布袋様の像を囲むように咲いています。

更に奥には枯山水庭園「甘露庭」があり青い甘茶の花が至る所に咲き、新緑に映えています。

ブルーとグリーンだけの世界が広がっています。
 
甘茶の花の他にも幻の紫陽花と言われるシチダンカも植えられています。
ブルーの中にほんの少しだけピンクが交る珍しい品種。

冬の旅では拝見するだけでしたが今回は庭を散策できるようになっています。

寺宝の中巌円月坐像(重要文化財)と胎内仏の毘沙門天立像も公開
 
胎内仏は1996年に新たに発見された毘沙門天立像で、
左手に持つ水晶玉の中には、最澄が持ち帰ったとされる仏舎利が収められているそうです。

公開は明後日14日(日)まで
 



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