池上本門寺西側斜面にある「池上梅園」は30種370本もの梅が植えられ
東京では梅の名所の1つ、早咲きから遅咲きまで色々な花を楽しむことができます。
斜面に植えられた梅は山に咲く趣きがあり、上までのぼって見下ろすこともでき
茶室の庭園回りの梅など、それぞれ違った雰囲気で観賞できます。
日蓮宗の大本山「池上本門寺」は日蓮上人が湯治のため常陸(茨城県)にむかう途中
池上宗仲公の館で亡くなった所で、その後池上公が法華経の文字数に因み
7万坪の土地を寄進され池上本門寺と呼ばれるようになったそうです。
徳川秀忠乳母の岡部局の請願により慶長13年(1608)に建立された五重塔(重文)などがあります。
旧国宝の山門は、1945年(昭和20年)の空襲で焼失したため
1977年(昭和52年)に再建された新しい仁王門が建っています。
参道に出ていた手焼きのお煎餅屋さん、かわいい絵柄が目を引きます。
1枚ずつ買えるのでお手軽、焼きたてにその場でお醤油を付けてもらいます。
本堂まで上がる石段は加藤清正の寄進と伝わり境内には清正室の層塔も残っています。
墓地には力道山のお墓がありお参りする人も多いとか