京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




時折小雨が降るあいにくのお天気でしたが山鉾巡行が無事行われました。
今日は家の方でお客さんがあったので巡行へは行けませんでしたが
KBS京都テレビの生中継をチラリと見ました
お天気が悪いということでビニールをかけている山鉾が多いようでした。

テレビを撮ったのでこんな絵ですみません雰囲気だけ味わってみて下さい。
下は「綾傘鉾」

この鉾は巡行の際2つの傘と
再現された棒降囃子と6人の稚児が巡行に加わります。
棒降りはもの凄い速さで棒を振るので見ていると面白いですが
これを降ることで厄を追い払うという意味があるそうです。
また身に付ける衣装は鱗柄と呼ばれるものでこの柄にも厄除けの意味があるようです。

綾傘鉾は祇園祭の源流を伝える風流傘の型を残している貴重な鉾の1つ
祇園祭(御霊会)の草創期には傘だけでしたが
江戸時代にはこうした大きな鉾の上に傘が乗せられていた時期もあったそうです。

もうひとつの傘は人間国宝森口華弘作の友禅染め「四季の花」



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今年撮ったその他の山鉾も載せておきます。
別名”上り観音山”とも呼ばれ、あとの祭りの先頭を行く「北観音山」
豪華な装飾が見事な曳山です。
”下り観音山”とも呼ばれる山鉾巡行の一番最後を飾る「南観音山」

昨年、復元新調された四神の天水引も見事です。



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天下泰平だった中国は堯(ぎょう)の時代に訴訟用の太鼓に鶏が巣を作ったという故事にちなんだ「鶏鉾」(にわとりほこ)
こちらも鶏が刻まれた破風の飾りが見事です。



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