今年も話題のある山鉾を中心に会所飾りを見に回ってみました。
こちらは室町通の一番北に位置する「役行者山」(えんのぎょうじゃやま)
修験道の祖・役行者が橋をかける為に一言主命に石を運ばせた伝説にちなむ山です。
会所は通りに面した所もありますがこのように路地の奥になっていることも多いです。
入って行くと会所とよばれる所に巡行の際、山に飾られる
前掛や胴掛、見送といったような装飾品が並べられています。
今年は朱色の房が新調されたということで昨年新調された浅葱色の房と共に飾られています。
後ろにかかる見送は昭和57年に復元新調された「唐美人園遊図」
鮮やかな朱色の房が見事です
こちらは昨年新調された浅葱色の房、なんとも美しい色です。
全部で30本あるそうで、こうした細かい調度の1つ1つも復元されながら受け継がれていくものなんですね~
会所では山鉾にちなんだグッズ等、その場所によって色々な物が販売されています。
こちらで頂いたのは祇園祭の一筆箋と鉾のハンカチ
このハンカチは広げてみると山鉾の位置が地図上に示され
持って回ると汗もふけるし位置も分かるしでなかなかに便利
路線図ハンカチみたいな感じですね
今まではどうも素通りしていたような(?)気がする「役行者山」ですがじっくり見ることができ改めて良かったです。