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京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




祇園祭の鉾は全部で32基あり、全てを回るのは大変なのでその年、特に話題性のある鉾を中心に見ることにしています。
今年は南観音山を飾る天水引が復元新調され、再生した四神が見事に蘇えっています。

150年ぶりの新調ということで

百足屋町の刺繍師の方が5年の歳月をかけて製作されたそうです。

「緋羅沙地四神図」(ひらしゃじししんず)とよばれるこの天水引は

四神(東の青龍、西の白虎、南の朱雀、北の玄武)の図柄が見事に刺繍されています。

前後を朱雀と玄武が、左右を青龍と白虎が飾るそうです。

生地と刺繍糸の間に化粧綿を入れて立体的な仕上がりにしてあり

とても見ごたえのあるものでした。

会所から階段を通り鉾に上ることができます。
新調されたのか真新しい白木の階段です。

かなり急勾配なので上る時よりも降りる方が恐いです
鉾の上から新町通りを見る事ができます。



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前掛と後掛が約230年ぶりに復元新調された「浄妙山」です。
桃山時代の画家、長谷川等伯、久蔵親子の作品を原画にしたもの
智積院所蔵の「桜図」と「楓図」が採用されています。

織物の費用は3千万だそうです。

お祭を維持していくのは本当に大変なことです。

後掛を合わせている様子、17日の巡行から使われるそうです。

浄妙山さんで人気の粽ストラップ

毎年直ぐに売り切れてしまい昨年は買えずでしたが
今年は無事にゲット粽とセットになったものはまだありました。



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昨日14日の宵々々山には約11万人の人出があったそうです。
お祭もエコということで今年から提灯に使われる電球が
白熱灯から蛍光灯に変わっているそうです。

やや明かりが白くなったのでは?という声もあるそうですが

かつてはロウソクだった事でしょうし、時代と共に多少変わることは止むを得ないのかもしれません。



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昨日の続きで台を組み立て中の「綾傘鉾」です。

四つの角には四神の飾りが施されています。
 
青龍と玄武

朱雀と青龍

白虎と朱雀

組み立て上ると立派なものです。

下の部分に幕をつけて出来上がり



傘はまだビニールがかかっていました。

今年の巡行は傘二番だそうです。



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